メルセデス・ベンツ Rクラス 試乗レポート/岡本幸一郎(4/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
エンジンは3.5リッターV6のみとなったわけだが、たとえば同じ272型エンジンを積み、車両重量が400kgほど軽い「E350 4MATIC」と比べると、7速のギアのステップ比は同じながら、ファイナルギアを約2割も落としたおかげか、2トン超の車体をそれほど大きな不満を感じさせることもなく引っぱってくれる。
また、エンジン回転を高めてもあまり車内が騒々しくならないところもよい。
ちなみに、Rクラスはなんとエコカー減税の対象だ。「R350 4MATIC」の価格は、日本導入時の724万5,000円から少しずつ上がって、執筆時点(3/18時点)で789万円。
ご参考までにお伝えすると、「E350 4MATIC ステーションワゴン アバンギャルド」は930万円だ。Rクラスも高いクルマには違いないが、前述のとおり高いだけのことはあるし、また筆者は当初よりRクラスのことをEクラスのワゴンよりもずっとコストパフォーマンスの高いクルマだと感じていたのだが、今回あらためてそれを痛感させてもらった。
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