アウディ、人気の「A3 スポーツバック」にEVとHVの良いとこ取りなモデル『A3 スポーツバック e-tron』が登場!

  • 筆者: オートックワン 編集部
  • カメラマン:オートックワン編集部
アウディ、人気の「A3 スポーツバック」にEVとHVの良いとこ取りなモデル『A3 スポーツバック e-tron』が登場!
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1986年、アウディ初のハイブリッド車(HV)としてコンセプトモデル「アウディ DUO」が登場。その後1997年に、アウディ初のプラグインハイブリッド(PHV)のコンセプトカーが登場した。

そんな、HV技術25年の歴史を持つアウディから今回、「A3 スポーツバック」をベースとしたPHVモデル、アウディ『A3 スポーツバック e-tron』が発表された。

Audi A3 Sportback e-tron
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昨今、PHVというと国産車でいえば、トヨタ「プリウスPHV」や、三菱「アウトランダーPHEV」等といったモデルが人気を博している。その理由は、日常使いなど比較的短い距離ならば電気自動車(EV)のように電気のみでの走行が可能で、また、長距離などの場合でも、一般的なHV車のように航続距離を犠牲にせず、電気とガソリンを使って遠くまでドライブすることが可能となる点。これらEVモデルとHVモデルの良いところを採用したのがPHVモデルである。

そもそも、HVモデルやEVモデルが登場した背景には、「環境問題」、「二酸化炭素の排出」、「化石燃料の枯渇」、「多様な代替燃料の開発」等の自動車社会が直面する課題・時代の流れに、消費者のニーズが多様に変化。それに対応するべく、メーカーが出した1つの答えといえる。

日本の自動車市場も例外ではなく、EV・HVのパワートレインが非常に好調なマーケットと言え、アウディにおいてもこれまでに「A6」、「Q5」、「A8」のHVモデルを販売している。

そんな中、今回PHVモデルを導入した理由として、アウディではユーザーのガソリン車からEVモデルへ移行する際の心理的障壁を挙げている。

「航続距離が短い」、「充電時間が長すぎる」、「充電場所がよく分からない」、「急速充電器とは何なのか」、「充電スペースに行っても他のユーザーがいて中々充電できない」、「日本と欧州で充電の規格が違う」、そういった心理的障壁がまだまだある中で、アウディとしては現時点でベストなソリューションが上記でも挙げたとおりPHVだとしているのだ。

そして今回登場したのが、『A3 スポーツバック e-tron』。人気のコンパクトハッチバックセグメントの中で、より多くのユーザーにPHVを利用してもらうべく、同社の人気モデル「A3 スポーツバック」にe-tronが設定された。

アウディでは、次世代モビリティのために開発しているtronテクノロジーとして3つの柱が存在する。水素を用いた「h-tron」。天然ガスを用いた「g-tron」。そして電気を用いた「e-tron」。これら3つの柱で次世代モビリティの開発を進めている。

Audi A3 Sportback e-tron
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『A3 スポーツバック e-tron』は、ガソリン直噴ターボの1.4 TFSIエンジンに加えて、駆動用の電気モーターと、外部から充電が可能な高電圧リチウムイオンバッテリーを搭載。充電を行うための充電ポートは、フロントのシングルフレームグリル内に設置され、フォーリングスのエンブレムをスライドさせることで出現する。充電に要する時間は、家庭用200V電源からの場合最大で約3時間となる。

パフォーマンスに関しては、電気モーター単独のEVモードで、52.8km(国土交通省審査値)の走行を可能にしている。また、エンジンと電気モーターを併用したハイブリッドモードでも、23.3km/L(JC08モード)という燃費効率を実現し、0-100km/h加速では7.6秒のパフォーマンスを発揮する。

エクステリア・インテリアは、通常のA3 スポーツバックと異なるデザインがいくつかの部分に施されている。エクステリアでは、15スポークデザインの17インチアロイホイールのほか、フロントのシングルフレームグリル、前後バンパー、サイドスカートなどを専用デザインとし、インテリアにおいても、ダッシュボードとセレクターレバーに取り付けられたエンブレムのほか、メーターパネル左側に配置されたパワーメーターがe-tronを象徴するアイテムとなる。

気になる『A3 スポーツバック e-tron』の販売価格(消費税込)は、5,640,000円。今後、2015年内に全国の正規ディーラー(115店舗)の中のe-tron店(55店舗)を通じて販売をスタートする。

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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