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試乗レポート 2013/7/18 16:26

ランドローバー レンジローバーイヴォーク 9AT試乗レポート/川端由美(1/2)

ランドローバー レンジローバーイヴォーク 9AT試乗レポート/川端由美

『ZF』より満を持して登場するFF用AT

ZF社ZF 9HP LV

9速!? それってホントに必要???

そんな声が聞こえてきそうだが、私も2年前に初めてこの話を聞いたとき同じ反応をした。しかも、噂の元は怪しげな新技術開発のべンチャーなどではなく、世界に名だたるトランスミッションメーカーの『ZF』である。

その段階では開発の宣言だけだったが、2年の熟成期間を経て、いよいよ、9速AT搭載の第一弾たるイヴォークが世に送り出される。世界において乗用車の約75%がFFの駆動方式を採用する今、FR用ATで牙城を築いたZFとしては、満を持してのFF用ATの発売である。

果たして、9速もの多段化が本当に必要なのだろうか?

結論を急ぐようだが、試乗を終えた今なら、9速ATは必要だと断言できる。最大の驚きは、多段化で最も心配していたビジーさを微塵も感じさせなかったことだ。メカニズムについてはあとで書くが、まずは乗ってみた感想からリポートしよう。

2段落としなんて楽勝、3段飛びも簡単にやってのける

Range-Rover-Evoque ZF-9HPRange-Rover-Evoque ZF-9HP

日本でも発売から1年を経てようやく見慣れたイヴォークの運転席に座って、シフトヘッドをじっと見つめ…ていても何も始まらないので、Dレンジに入れてアクセルペダルを踏み込む。

発進は2速。速度の高まりとともに、スッスッとスムーズにシフトアップしていく。今の時代、どの自動車メーカーも燃費性能を重視したプログラムを採用し、2000回転に至る前にギアを高めてゆくのは定石だ。

5速、6速、7速、8速、そして9速に入ったときにはスピードメーターの針は100km/hを超えていた。ZFの測定によれば、120km/hのとき6速ATでは2890rpmを示す、9速ATに置き換えると2170rpmに過ぎないという。実際にタコメーターを見ても、回転数は2000rpmを少し越える程度と低めに抑えられている。

シフトアップはスムーズで当たり前。ならば、シフトダウンでイジメてやろうと思うのがジャーナリストというもの。アクセルを抜いてスピードを落とし、次の瞬間に再び加速をする。2段落としなんて楽勝、3段飛びも簡単にやってのける。

普通では決してこんな運転をしないだろうというほど、ギクシャク運転をして徹底的にアラを探したところ、2段落としを2回するか、いっぺんに3段落とすか迷うような領域でようやく変速速度の遅れを感じた。ただし、変速速度が少々遅くなるだけで、シフトショックは感じられなかったことを付け加えておく。

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