ホンダ フィットシャトル・フィットシャトルハイブリッド 試乗レポート/清水草一(2/4)
- 筆者: 清水 草一
- カメラマン:茂呂幸正/オートックワン編集部
驚異的といえるハイブリッドモデルの人気!
フィットシャトルは、すでに発売二週間で約1万2,000台もの受注をかかえているが、そのうちなんと86%が、ハイブリッドモデルだという!!ひえー。
この86%という数字は驚異的だ。
フィットの場合は、ハイブリッドとガソリンモデルの比率はだいたい半々なのに、なぜかシャトルでは86%。フィットではなくシャトルを選択するという段階で、+αを望んでいるユーザーが多いからだろうか?
実はその裏には、価格設定がある。
フィットとフィットハイブリッドでは、36万円の価格差があるが、フィットシャトルの場合、ハイブリッドとガソリンモデルの価格差は20万円強しかない。
ならハイブリッドを、と思うのも当然じゃないか!
また、フィットハイブリッドとフィットシャトルハイブリッドとの価格差も、20万円強しかない。それでゴルフバッグが4つ積める大容量のラゲッジが付くんだから、“ついそっちを選びたくなる度”はかなり高い。
ちなみにボディサイズは、フィットと比べて全長で510mm、全高が15mm拡大されているが、ホイールベースは同じ。もちろんフィットと同じく、燃料タンクを前席下に配置した「センタータンクレイアウト」を採用している。
後席キャビンスペースは余裕があって快適だし、後席を前方に倒して収納すれば、2名までなら車中泊も可能なほど、フラットで広大なラゲッジルームを作り出すことができる。実際シャトルは、車中泊利用を想定して、リアサイドウィンドウ用の網戸をオプション設定しているのであった。
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