シトロエン C5 試乗レポート(3/4)
- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:島村栄二
ソフトなシートと欧州車らしい広い室内
インテリアは先代のC5で見られたようなプラスチッキーのイメージはなく、かなり細部まで作りこまれてクリーンな印象だ。各部のコントロール類はそれほど奇抜なものはないので、馴れるのも早そうだ。
ユニークなのはステアリングホイール。センターパッドが固定されているので、ステアリングホイールを回してもセンターパッドに配置されたスイッチ類の位置が変わらない。ちなみに、センターパッドにはクルーズコントロールやオーディオ類、それにディスプレイの表示切替などのスイッチが配置されている。
例によってたっぷりとしてソフトなシートはフランス車の特徴で、キャビンに入っただけでもユッタリとした気分になる。ただしリアシートは兄弟車のプジョー 407(プラットフォームが同じ)同様にレッグスペースはそれほど広くはない。もちろん全長4,795㎜(ツアラー4,845㎜)のミドルクラスなのでそこそこはあるのだが、ライバル車と比較するとアドバンテージはない。ちなみに全幅は1,860㎜と欧州車らしく広い。
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