ランクルよりもデカい!アウディ史上最大のSUV“アウディ Q8”発表
- 筆者: 桃田 健史
コンセプトとは名ばかり、ほぼ量産型のアウディ「Q8」登場!
アウディのフルサイズSUV、「Q8コンセプト」が北米国際自動車ショー(2017年1月8日~22日)で世界初公開された。一応「コンセプト」と名乗ってはいるが、2018年の発売が決まっておりエクステリアもインテリアもほぼ量産のイメージだ。
その理由を探してみたのだが、アウディの説明の中で、Cピラーが80年代のクワトロのイメージを踏襲、とある。そうした古き良き時代のクワトロの重厚さと、近未来の雰囲気が強いリアビューとは絶妙にマッチしているのだと思う。
インテリアは、近年のアウディが用いている、多様なグラフィックスを表示するインパネはもとより、ブラックパネルと呼ぶセンターコンソール中央、およびその上部でさまざまなディスプレイを行うようだ。他に類のないデザイン、というのが正しいだろう。
パワートレインについても、量産モデルのように詳細が発表された。3.0リッターTFSI(330kw [333馬力]・700Nm)に、モーター(100kw・330Nm)のハイブリッド車。リチウムイオン二次電池は後席下の装備し、電池容量は17.9kwh。加速性能は、停止状態から時速100kmまで5.4秒。最高速度はドイツでの道路交通法に従い時速250kmとした。
エレガントかつ超スポーツな、フルサイズSUV。いや、フルサイズ・クロスオーバーの「Q8」。SUV大国アメリカのみならず、日本の富裕層の間でもかなりの人気車になりそうだ。
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