アウディ Q3 試乗レポート/飯田裕子(1/2)

  • 筆者: 飯田 裕子
  • カメラマン:オートックワン編集部
アウディ Q3 試乗レポート/飯田裕子
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急成長が見込まれるコンパクトSUV市場、同シェアトップを狙う「Q3」の実力は!?

アウディ Q3
アウディ Q3アウディ Q3

SUVのカテゴリーに属するモデルたちの立ち位置は少しずつ違い、それはときに曖昧で、だからこそユニークなモデルも多い。

その結果、ニューモデルの登場に様々な角度から注目したくなり、より個性的なクルマ選びを楽しむことができそうなのがSUVのような気がする。

アウディのSUVモデルのアタマには“Q”が付く。セダンやアヴァント(ワゴン)には“A”が付き、それはAudiの“A”を意味し、一方の“Q”はSUVらしくQuattro(4WD)を連想させるモデル・・・と想像するが、その答えは定かではない。

これまでに大型SUV「Q7」、ミドルサイズSUV「Q5」の順番で登場してきたアウディのSUVに、コンパクトモデルとなる「Q3」が登場した。

最新モデルであるQ3は、「アーバンライフ・エクスプローラー」をコンセプトに掲げ開発が進められたそうだ。実用的でより機動性に富み、環境性能も高められたQ3は、今のニーズに応えるべくアウディの解釈によって造られたSUVモデルなのだ。

アウディ Q3

初対面の第一印象は「室内やラゲッジスペースも十分に確保された上で、この大きさ(サイズ)なのがいいな」だった。

全長4,385mm × 全幅1,830mm × 全高1,615mmのボディは、Q5よりも全長が250mm短く、全幅も60mm小さく、全高も50mm低い。

このボディサイズからも、都会での取り回しがより優れたモデルであることは想像し易いと思う。ドア開閉の際に無段階で開度を保つことができる点も、狭い駐車スペースでの扱いやすさへの配慮が感じられる。

ついでにSUVらしい装備をもう一点。

アウディ Q3
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ラゲッジの床板がリバーシブルで裏側には防水素材を初採用している。これならヤングファミリーの小さなお子さんの遊び道具も、アウトドアグッズも遠慮なく積める。

デザインの好き嫌いは個人の好みにまかせるとしても、Q3の恰好はSUVとしては少しユニーク。

例えばフロントマスクはライトやグリルも含めて今のアウディ顔を受け継ぎ、ルーフラインはクーペ的。そしてお尻はアウディの最小ハッチバックモデル「A1」のようにリアガラスに傾斜がつけられて少し突き出たシェイプをし、ラゲッジに積んだ荷物を包み込むようなカタチ(“ラップアラウンドデザイン”)をしている。

加えて170mmという最低地上高はQ5と比べ35mm低く、Q3のS-line(スポーティなサスペンションを装備)となればさらに20mm低くなる。Q3は、SUVにしては車高が低めに設定されているのだ。

インテリアでも前席に座る人を包み込むような“ラップアラウンド”デザインを採用。また上下を分割するようにデザインされたダッシュボードは新しく、今後のインテリアデザインの特徴になっていくようだ。

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飯田 裕子
筆者飯田 裕子

OL時代に始めたレース活動をきっかけに、クルマへの興味/関心を深め、フリーの自動車ジャーナリストに転身。自動車雑誌への執筆や自動車系TV番組出演などから、活動の場を広げ、現在では女性誌および一般誌、新聞、Web、ラジオ番組でのパーソナリティ、TV、トークショーと活躍の場は幅広い。ドライビングインストラクターとしてのキャリアも長く、自動車メーカーをはじめ、一般企業、保険会社、警視庁などが主催するスクールでの指導にも定評あり。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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