遭遇したら興奮必至! 捕まりたくないけど乗ってみたい「R34」や「フェアレディZ」、「NSX」などスポーツカーをベースとしたパトカーたち
- 筆者: MOTA編集部
日々、交通安全や犯罪を取り締まり、市民の安全を守るパトカー。そんなパトカーといえば、主にクラウンやスカイラインなどのセダンが一般的ですが、中にはなかなかお目にかかることの出来ないレアなスポーツモデルのパトカーも存在します。ここでは、そんな捕まりたくないけど乗ってみたいレアなパトカーを紹介します!
「とりあえずサクッと写真をパラパラ見たい」という方は是非チェックしてみてくださいね。
日産 スカイラインGT-R(R34型)
こちらのパトカーは、2001年度に埼玉県警高速隊に配備された日産 スカイラインGT-R(R34)後期型VスペックIIです。
R34のパトカーは当時、埼玉県警高速隊でのみ生息が確認された希少種で、この個体の他、導入時期の異なる前期Vスペック、後期型などが白黒パトカーとして5台存在していました(さらに覆面パトカーも1台)。
このR34のパトカーの画像は、2020年8月に埼玉県警察 運転免許センターにて撮影したもの。筆者が免許の更新を終え帰ろうとしていたところ、隣のハイエースの警察車両とともに颯爽と登場し、正面玄関前の目立つ位置に駐車。
筆者が目を輝かせて写真を撮りだすと、中から降りてきた警察関係者の方に「警察官になりませんか?」と声をかけられました(笑)。自身の年齢(今年36歳)を伝えると、「熱中症に気をつけてゆっくり見ていって(笑)」とお声がけいただき、更に後ろで感嘆の叫びをあげていた若者たちに同じく警察官の勧誘をしていました。この日、R34のパトカーは、まさにボディカラー同様「客寄せパンダ」として職務を遂行していました。
日産 GT-R(R35)
2018年6月に栃木県警に正式配備されたのは、日産 GT-R(R35)をベースにしたパトカー。R35のGT-Rがパトカーになったのは日本初です。
当時、ネットではGT-R nismoが配備されるというウワサが出回っていましたが、このGT-Rはnismoではないとのこと。ではグレードは何なのかと県警の担当者さんに尋ねてみましたが、詳細は答えられないそうです。
日産 GT-Rは栃木県河内郡上三川町にある日産栃木工場の中で組み立てられていて、日産のメカニックの中でも選ばれた匠達の手によって仕上げられるスペシャルなクルマ。2018年は日産栃木工場の操業50周年に当たるので、記念の意味合いもあるのかもしれません。
日産 フェアレディZ NISMO
2016年4月に警視庁に配備されたのは、日産 フェアレディZ NISMOをベースとしたパトカー。都費で、品川、足立、八王子のナンバープレートを装着した3台が配備されています。
通常モデルではなく、高性能グレードの「NISMO」バージョンというところが、ポイントです。
これらのモデルの他にも、1992年に栃木県警へ導入された「ホンダ NSX」をベースとしたパトカーや、1996年頃に愛知県警に配備された「三菱 GTO」ベースのパトカー、全国の機動捜査隊に配備されていた「スバル インプレッサWRX STi」ベースのパトカーなど、様々なスポーツカーベースのパトカーが存在しました。
どれも今や貴重なモデルばかり! 遭遇したら興奮すること間違いなし! 捕まりたくはないですが乗ってみたいものです。
[筆者:MOTA編集部]
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