“はたらくクルマ”にこそ、クルマの根源的な魅力がつまってる! 奥深い商用車の世界(2/3)
- 筆者: 中込 健太郎
- カメラマン:MOTA編集部・日産自動車
クルマにもっと共感を!
別の見方をすれば、クルマを通して共感してもらう情報の提供ではないでしょうか。
SNSが生活の中に浸透し、自然と個々の体験や評価が広がっていく現代。この中で大切なのが共感です。興味を持ち、体験し、感想を持ち、発信し、それが共感の輪を作っていく。こういう形で広がることは昨今とても多いように思います。
そこで考えると、自動車プロモーションはこの“共感”の部分がまだまだなのではないか、と思うことがあります。もちろん正しい商品の紹介、インプレッションも大切ですし、昔に比べれば、有機的に広く興味を持ってもらえるようなコンテンツも増えてはきています。しかし、それがなかなか思うように共感の輪をなさない。これはとても惜しいことです。
でははたらくクルマはどうでしょう。一般に個人で買うケースはどっちみち少数派。買えるか買えないかはあまり共感の輪の形成に関係ない。ミニカーでいつの時代も人気なラインナップは消防車だと言います。はたらくクルマ好きは、誰しもが根源的に持っている趣向なのではないでしょうか。商用車の方が乗用車よりも広く共感の輪を形成しやすい、とも言えるかもしれません。
加えて、日産の商用車ラインナップは、軽自動車からマイクロバスやトラックまで、実に幅広く展開されていて、それでいてあまり知られていないという、まさに取り上げない手はないものです。今回そうした商品群にスポットライトが当たるのは、SNS時代らしい話題の広がり方にとてもマッチしていると感じます。
乗ればわかるさ、はたらくクルマの愉しさよ
前出の鵜飼さん、そんな気付きで企画したものの、実際に並べるだけでいいのか、楽しんでもらえるのだろうか、楽しくできるのだろうか。そんな不安も拭い去ることはできなくなったのだと言います。
しかししっかりと力強く加速できるように、低回転から間違いない満ち満ちたトルク感や、安心安全にモノを運ぶことができるようなセッティングは乗用車のそれらとは大いに違い、ちょっと気にしながら乗るだけで十分に楽しめるものでした。
そしてシャーシがしっかりしているせいで、特にトラックなどは、ステアリングを切った分だけ鼻先の向きが変わっていき、ほとんどハンドルを切り足したり戻したり必要のない様には、クルマとしての真っ当さや作りの健全さなどを感じることもできました。
やはり実際に乗って走らせてみると、乗用車とは違うはたらくクルマの世界を堪能することができるものです。心配ありませんでしたよ、鵜飼さん!
>>そうだよ!「やっちゃえ!ニッサン」[次ページへ続く]
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