日産 高規格救急車 新型「パラメディック」に緊急試乗!|20年ぶりのフルモデルチェンジでハイエース独占に“待った!”(1/3)
- 筆者: 中込 健太郎
- カメラマン:MOTA編集部・日産自動車
「はたらくクルマ取材会」一番人気! 新型高規格救急車を間近に見てきた
2019年6月、ブロガーやユーチューバーといったネット界のインフルエンサー向けに開催された日産の「はたらくクルマ取材会」。その詳細は追ってご紹介するとして、会場で特に参加者からひと際人気を集めていたのが高規格救急車「NV350 パラメディック」でした。普段なかなか間近で見ることもままならないし、できることならお迎えに来てもらうようなことにはなりたくないというのがこうしたモデル。しかし今回、日産自動車・追浜工場内にあるテストコース「グランドライブ」で試乗ができるというのですから、参加者たちは平静を保つのに必死であることは想像に難くないですね。
>>最新鋭の高規格救急車を画像で見る![フォトギャラリー(画像42枚)]
V6 3.5Lから直4 2.5Lへダウンサイジング、気になる動力性能は!?
普段であれば近くで写真を撮るのだってままならない。救急車というのはそういうものではないでしょうか。しかし、最新の技術が満載された救急車、それも最新モデルに試乗できるとなれば、今回これに乗るためだけに参加! という人がいても全く不思議ではないですね。
先代の日産パラメディックは初代エルグランドベースでV6 3.5リッターエンジンを搭載していました。後継車種の新型「NV350パラメディック」は信頼の直列4気筒 2.5リッターガソリン「QR25DE」型エンジンを搭載。シリンダー2つ、排気量にして1リッター少ないのですから、それは動力性能的にどうなのだろうか、という疑問は、消防関係や医療に従事していなくても気になるところですね。
まずステアリングを握るため、運転席に乗り込みます。運転席の周りにもパラメディックならではの装備は多数。一番わかりやすいのは、日産ご自慢の「アラウンドビューモニター」でしょう。
通常はリバースギア(オートマチックの「R」ポジション)に入れるか、スイッチ操作でもしないと作動しませんが、そこは救急車用。混乱の中に出動することもありますし、入り組んだ路地の住宅地の中にも出向きます。救急車が二次災害や事故など遭ってはいけません。いつ何時でも自車の周りの危険をチェックすることもできるように、停車時や、狭い路地の連続する場所を走行中でも、クルマの周囲の危険をバックミラー部分のモニターに映し出すことができるのです。
>>ストレッチャーにも“試乗”してみた![次ページへ続く]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。









