東京モーターショー2017は“当たり年”!今では人気モデルとなった当時の出展車両を振り返る【プレイバック】
- 筆者: オートックワン 編集部
いま市販されているあの車、実は1年前のTMSで脚光を浴びていた!
多くのクルマ好きにとって、隔年秋の楽しみといえる東京モーターショー。きらびやかなコンセプトカーが会場を埋め尽くす一方、間もなく販売される市販予定車や、モーターショー直前に販売開始された新型車が公開されることも多くあります。
2018年に話題となった新型車の中にも、東京モーターショー2017でニューモデルとして展示されていたモデルが存在します。いま街でよくみかけるあの車種は、去年の秋に多くのカメラマンからフラッシュを浴びていた存在だったりするのです。
そこで今回は、そういった車種たちをピックアップ。東京モーターショー2017に思いを馳せつつお楽しみください。
東京モーターショー2017に出展されていた車:トヨタ JPN TAXI
トヨタ JPN TAXIは、同社が現在販売しているタクシー事業者向けの車種です。東京モーターショーの会場では、タクシー乗車時を再現した試乗コーナーが設けられましたが、現在は一般のタクシーとして普通に乗れる存在となりました。
トヨタ JPN TAXIは、子供、高齢者、車いす使用者、外国からの観光客など様々な人に優しい、日本の“おもてなしの心”を感じさせる設計となっています。ピラーの位置・形状が工夫され、タクシードライバーが運転しやすい設計となっているほか、ナビゲーション画面・料金メーターを利用者も見やすいセンター位置に設置できるようにするなど、機器類の配置についても配慮されました。
パワートレインには新開発LPGハイブリッドシステムを採用。19.4km/L(JC08モード走行燃費)の低燃費とCO2排出量の大幅な低減が実現されました。
「Toyota Safety Sense C」や6つのSRSエアバッグの標準装備など、安全装備も充実しています。
東京モーターショー2017に出展されていた車:レクサス LS
レクサス LSは、レクサス創設時からブランドを牽引し続けたフラッグシップセダンです。
2017年に登場した現行モデルでは、初代モデル(日本ではトヨタ セルシオ)から承継されている滑らかでパワフルな走りや、圧倒的な静粛性・快適性など、最上級モデルであるLSのDNAはそのままに、斬新なクーペシルエットが採用されたことで、レクサスの象徴として大きく進化しました。
搭載するパワートレインは、3.5リッターV6ツインターボエンジンと、3.5リッターV6エンジン&モーターのハイブリッドシステムが用意されています。
>>【当時の記事はこちら】レクサス 新型LS|新開発プラットフォームによりクーペルックになった5代目モデルが登場
>>【試乗レポートはこちら】”トップofレクサス” 新型「LS500」「LS500h」に公道試乗|レクサスが目指した”他ブランドにはない味”とは
東京モーターショー2017に出展されていた車:日産 セレナ e-POWER
日産 セレナe-POWERは、同社の人気ミニバン「セレナ」に、ガソリンエンジンで発電し、その電力を利用してモーターの力で走行する「e-POWER」が採用された追加モデルです。
室内の広さや使い勝手の良さ、乗り心地の快適性などはそのままに、100%モーター駆動ならではの加速・静粛性が実現されました。発電用エンジンで効率的な発電をし続けるe-POWERの特性により、26.2km/L(JC08モード)と燃費性能も良好です。
>>【当時の記事はこちら】日産 新型セレナe-POWER|e-POWER第二弾は人気ミニバンだった
>>【試乗レポートはこちら】日産 セレナe-POWER試乗レポート|家族みんなに嬉しい機能満載!燃費だけじゃない、電動化が生む付加価値とは
東京モーターショー2017に出展されていた車:スズキ クロスビー
スズキ クロスビーは、新ジャンルの小型クロスオーバーワゴンとして登場した小型車です。
エクステリアは、柔らかみのあるヘッドランプ・グリル形状で親しみやすいデザインが特長。同社の軽SUV「ハスラー」と雰囲気が似ている点も話題となりました。
搭載されるエンジンはスズキ初の1リッター直噴ターボエンジンとマイルドハイブリッドの組み合わせ。燃費性能は、2WD車は22.0km/L、4WD車は20.6km/Lとなっています。
ちなみに、同社の軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」もクロスビーと同じく東京モーターショー2017で展示されました。
東京モーターショー2017に出展されていた車:マツダ 魁 CONCEPT
最後に、まだ市販されていないコンセプトカーもご紹介。
マツダ 魁 CONCEPT(かいコンセプト)は、東京モーターショーに展示されていたコンセプトカー。当時から同社のハッチバック「アクセラ」次期モデルでは、と指摘されていました。
その約1年後、マツダは2018年10月17日に次期型「アクセラ」と思われるティザー動画を公開。SNS上で話題となっています。
ティザー動画のタイトルは「A NEW ERA BEGINS」。結びにNovember 2018と表記されているほか、ティザー動画を紹介している公式ツイッターでは「#LAAutoShow」のハッシュタグがあることから、動画に登場するモデルは2018年11月末に開催されるロサンゼルスオートショー2018で公開されるものとみられています。
こちらも市販版の公開が待たれるモデルの1つです。
>>【当時の記事はこちら】次世代圧縮着火エンジンSKY ACTIVE-Xを搭載! マツダ 魁 CONCEPT(かいコンセプト)を日本初披露
>>【動画あり】マツダ、次期アクセラと思われるティザー動画公開
[筆者:オートックワン編集部]
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