トヨタ エスティマ グレード比較(7/8)

トヨタ エスティマ グレード比較 オプション選択

エスティマには豊富なオプションが用意されている。

これをどう選ぶかはグレード選び以上に重要なので、オプションについても解説しておこう。

ガソリン車では全車がオーディオレスの仕様なので、カーナビやオーディオを装着する必要があるが、これが高い。相当に良いカーナビとオーディオが用意されているためだが、2種類あるうち安いほうでも45万円弱で、後席用のモニターがセットされ、スピーカー数の多いものになると60万円を超える。

どちらを選んでも相当な予算が必要になる。カーナビには音声ガイダンス付きカラーバックモニターが組み込まれているので、一種の安全装備のような側面もある。このことを考えると、装着したほうが良い装備だ。

安全装備はS-VSCが全車にオプション設定だから、これも絶対に装着しておきたい。近い将来には装着が義務付けられる予定の装備で、またSRSサイド＆カーテン＆ニーエアバッグも全車にオプション設定なのでこれも装着しておきたい。

両方を合わせると15万円ほどになるが、安全装備はケチるべきではない。

お金で買える安全は積極的に買おう。 とはいえ、プリックラッシュセーフティシステムになると、価格はまだ50万円弱の設定なので、積極的とまでは勧められない。

同様の機能を持つ装備が最新のプリウスでは、15万円弱にまで下がっているので、これくらいの価格帯にまで下がらないと簡単には装着できないだろう。

アエラスやXではデュアルパワースライドドアがオプション設定。右側もパワースライドドアにすると5万2500円だが、これは今では必需品に近いものになった。

2.4Gとアエラス・レザーパッケージにオプション設定されるパワーバックドアは14万円ほどの価格。

これは欲しいならどうぞという感じだ。 大型ムーンルーフは9万円弱も欲しい人が装着すればいいだろう。

ただ、装着する場合は安全装備よりも後で選択すべき装備だと思う。インテリジェントパーキングアシストは8万4000円で、全車にオプション設定されている。

車庫入れに自信がない人にはお勧めだが、決して安い装備ではない。5万円以下にならないと普及しないのではないか。