スズキ 新型ジムニーの魅力は絶対的な走破力と硬派なデザイン

イマだから支持される硬派な本格SUV

スズキ ジムニーは、全長3400mm、全幅1480mm、全高2000mm以下という小さな車体に、排気量660cc以下のエンジンを積んだ日本独自の規格である軽自動車でありながら、本格的な悪路走行もこなす唯一無二の存在。日本国内には多くのファンが存在し、海外でも高い評価を受けています。

1970年に初代ジムニーが登場してから、間もなく50年を迎えようとしていますが、2018年7月のフルモデルチェンジはまだ4回目であり、ジムニーがいかに息の長いモデルであるかということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

また、昨今SUV本来の性能である悪路走破力が高くないSUVモデルが多くなってきている中、悪路の走破性を追求した4代目新型ジムニーは発売前から多くの注目を集めていました。その結果、納車まで1年待ちという軽自動車としては異例の事態となり、納期の短縮が望まれています。

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絶対に低下させてはいけない走破力

近年の売れる車に求められるのは燃費性能と安全性能。しかし、ジムニーがもっとも重要視する性能は、林道や雪道といった未舗装路の走破力です。

ジムニーが燃費と安全よりも悪路の走行性能を重視する理由は、「林業の現場や積雪地帯では、ジムニーがないと生活や仕事ができない」というユーザーのニーズがあるからにほかなりません。どんなに燃費が良いエンジンや優秀な自動ブレーキを装備していても、山奥の林道や雪道で走行不能になってしまっては意味がないのです。

ジムニーはそういった過酷なシチュエーションでの使用を前提にしているからこそ、悪路の走破力を低下させることがあってはならないモデル。そのため、ラダーフレームに副変速機付き4WDというシンプルかつ伝統的な基本設計を変えることなく進化してきたのです。

基本はそのままに進化したラダーフレーム

新型ジムニーでは、ラダーフレーム本体から新設計され、クロスメンバーとX字型のXメンバーを追加装着。旧型に比べボディの捩り剛性を1.5倍に高められ、未舗装路だけでなく舗装路での走行安定性も向上しています。

電気式スイッチから機械式レバーに戻った副変速機

2WDと4WDを切り替えることができる副変速機は、旧型のスイッチ式からレバーで操作する機械式に変更。こういった機構は、手動から電動に進化するのが通例ですが、新型ジムニーでは機械式に戻った形になっています。一見退化しているようにも感じますが、そこには、「レバー式の方が操作した時に手応えがあるから、2WDと4WDの切り換えを実感できる」というユーザーの声を反映した結果なのです。

サスペンションは信頼性を重視したシンプルな構造

現在市販されているモデルの多くは、乗り心地と安定性に有利なマルチリンク化された独立懸架式のサスペンションや、スペース効率に優れたトーションビーム式を採用するのが主流です。しかし、ジムニーに採用されているサスペンションは、3リンクリジッドアクスル式と呼ばれる車軸懸架式サスペンションシステムで、決して目新しいものではありません。

先述している通り、ジムニーが求められているのは、滑らかな乗り心地でも広い室内空間でもなく、どんな悪路でも走ることができる走破力。だからこそ、基本構造を継承することで得られる高い信頼性とシンプルな構造のサスペンションが必要なのです。

クセがなく扱いやすいエンジン

大きな変化を良しとしないシャシーに対し、エンジンは最新のエンジンへと進化しています。新型ジムニーに搭載されるのは、現行型のワゴンRやアルトなどと同じR06A型エンジン。ターボによる加給を行い、最大出力64ps最大トルク9.8kgm-fを発生します。

ジムニーは悪路を走ることを前提としているため、もともとのギヤ比を低めに設定。ターボにありがちな低回転域でのトルクの落ち込みが小さく、まるで1リッタークラスのエンジンのような扱いやすさが大きな特徴です。

ただし、走破力に走破力に重点を置き、ギヤ比を低く設定していることと、アイドリングストップ機構を備えていないなどの影響で、XCの4速ATのWLTCモード燃費は13.6km/Lと、決して優れた燃費性能とは言えません。

直線を基調とした機能的で硬派なデザイン

4代目新型ジムニーの外装デザインは、直線基調の中にも丸みを加えた旧型とは打って変わって、直線的で硬派なデザイン。それはまるで、初代モデルに回帰したような印象さえ受けます。

インパネ周辺の基本レイアウトやデザインに関しては、新旧モデルであまり変わらず、水平基調のデザインで視認性と操作性に優れています。また、一般的に「革シボ」と呼ばれる光沢を伴った革風の処理を行わず、光沢を抑えた処理が施されていることも、本物志向のジムニーらしいと言えるでしょう。

走破力だけでなく安全と安心を追加

走破力の低下を嫌い、走ることにこだわった本物志向のジムニーですが、横滑り防止装置の義務化もあり、旧型と比較して安全性能は大きく進化しています。

単眼カメラとレーザーレーダーを用いて歩行者や先行車を検知し、衝突の危険が生じると警報を発したりブレーキを自動で作動させたりする「デュアルセンサーブレーキサポート」。さらに、標識認識機能や車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能など、先進の予防安全装備である「スズキ セーフティサポート」も用意されています。

スズキ ジムニーの主要スペック

スズキ ジムニーの主要スペック
車種名 スズキ ジムニー
グレード XC
価格(消費税込) 174万4200円 184万1400円
トランスミッション5速MT4速AT
駆動方式 パートタイム 4WD
全長 3395mm
全幅(車幅) 1475mm
全高(車高) 1725mm
ホイールベース 2250mm
乗車定員 4名
エンジン 直列3気筒 DOHC インタークーラーターボ
排気量 658cc
エンジン最高出力 47kW(64PS)/6000rpm
エンジン最大トルク 96Nm(9.8kgf-m)/3500rpm
燃料 無鉛レギュラーガソリン
燃費(WTCLモード) 16.2km/L 13.2km/L
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