スバルのEV新型「ソルテラ」はガソリン車では感じられないモーターならではの力強い走り! スバリストも納得の一台だ

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気になる発表されたばかりのスバル 新型ソルテラはピュアEVとも呼ばれる完全電動車のBEV(バッテリーEV)。スバルとしては2011年ころまで生産していたプラグインステラ以来のEV車です。

一体どのような走りを見せてくれたのでしょうか。

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  1. 新型ソルテラ AWDは高い走破性と走りの愉しさが感じられる一台!
  2. 加速から減速までワンペダルでスピードコントロールができる「Sペダル」も搭載
  3. 乗り心地は硬めでスポーティ! 自然なフィーリングでガソリン車からの乗り換えでも違和感なし

新型ソルテラ AWDは高い走破性と走りの愉しさが感じられる一台!

新型ソルテラはトヨタとの共同開発車ということで従来の官公庁や企業といったユーザーから、本格的に一般ユーザーが手に入れることのできるEVとして注目を集めています。

新型ソルテラにはFFとAWDのラインアップがありますが、今回試乗したAWDモデルではその高い走破性とスバルらしい走りの愉しさがEVでも存分に堪能できるのがポイント。

車両重量はAWDモデルで2000kgを超えるものの、EVならでは強大なトルクによりガソリン車では味わうことのできない猛烈な加速を体感することができます。スペック上はモーターの最大出力がAWDモデルで160kwと、EVとしては一般的なスペックですが、アクセルを踏み込んだ時の加速感はガソリンエンジン搭載のどのスバル車よりも力強く感じます。

ドライブモードの切り替えにより出力特性を変更できますが、一番マイルドなエコモードでもそのトルク感は味わうことができます。

加速から減速までワンペダルでスピードコントロールができる「Sペダル」も搭載

また、アクセルペダルの操作だけで加速から強力な回生ブレーキまでワンペダルで自由自在にスピードコントロールができる「Sペダル」は慣れを要するものの、最近の電動車では同様の機能がトレンドとなっており、これからは定番の機構になっていくでしょう。

筆者個人としては、AWD専用装備ではありますが、回生ブレーキの強さを自在に変更できるパドルシフトのほうがガソリン車に慣れ親しんでいるユーザーも違和感なく自然に扱うことができる機能として好感が持てました。

乗り心地は硬めでスポーティ! 自然なフィーリングでガソリン車からの乗り換えでも違和感なし

乗り心地は比較的硬めでスポーティな印象。実際トヨタの新型bZ4Xとはショックアブソーバーの減衰力を変えて差別化し、スバルらしい回頭性の良さを狙っているそうで、積雪路でもステアリング操作に対し狙った通りのラインをトレースしてくれるハンドリングはSUVやEVといったことを感じさせない自然なフィーリングでした。

先日試乗記事を公開した三菱 エクリプスクロスPHEVも新型ソルテラも、電動SUVという同じカテゴリーながら、ハイブリッドの延長線上にあるPHEVとこれからの時代の主力になっていくことを期待させるBEVと見事に棲み分けがされている印象でした。

ガソリン車からの乗り換えでも違和感を感じないエクリプスクロスPHEVに対し、BEVの新型ソルテラは従来のスバル車からの乗り換えでも不満がないように配慮されつつも、ガソリン車で感じたことのないような先進性も付加価値として手に入れることができるモデルだと感じました。

【筆者:井元 貴幸】

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井元 貴幸
筆者井元 貴幸

1973年東京生まれ。幼少期からクルマ好きで中学生の時にテレビのドキュメンタリー番組で見たレガシィ 10万キロ世界速度記録に感動し、以来スバルへ憧れ続け、95年に3台目の愛車として待望の2代目レガシィツーリングワゴンを購入。以来3代目、4代目、5代目と乗り継ぎ、現愛車の初代レヴォーグになるまでスバル一筋。電気通信関係の仕事からまるで畑違いの自動車ライターへ転身。本サイトでも活躍中のマリオ高野氏と同じ歳のスバルオタクコンビとして様々なメディアでコンビを組む。2017年.18年にはスバル公式のモータースポーツ応援プロジェクトリーダーとしてファンからも支持されている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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