約800台のレイズホイール装着車が富士スピードウェイに集結した「2023 RAYS FAN MEETING」。大盛り上がりしたイベントの様子をレポート！
- 筆者： オマドーン
- カメラマン：オマドーン
2023年4月23日、富士スピードウエイで開催されたクルマの総合イベント「モーターファンフェスタ」の1つのコンテンツとして「2023 RAYS FAN MEETING（2023レイズファンミーティング）」が開催されました。レイズホイールを装着したデモカーやユーザー車両がズラリと並ぶ圧巻の姿や、新作・プロトタイプホイールの展示、ユーザーインタビューなどイベントの様子をお伝えします。
レイズホイール一色の大イベント
2023年4月23日に富士スピードウエイで開催されたクルマの総合イベント「モーターファンフェスタ」の今年のテーマは「自動車体験・体感イベント」。新型車大試乗会、乗り比べ試乗会、電気自動車の試乗会といった様々な試乗プログラムが用意されて多くの観客で賑わっていました。
この試乗会以外にも往年のレーシングカーやスーパーカーがホームストレートを埋め尽くすスーパーグリッドウォークやD1グランプリのエキシビションマッチとなるD1フェスティバルラウンドゼロなどの多彩なコンテンツが展開される中、昨年に続いて第7駐車場で行われたのが「2023 RAYS FAN MEETING」です。
レイズは今年で創立50年を迎えるホイールメーカーの老舗です。これまで数多くの名作ホイールをリリースしており、今日では幅広いユーザー層から支持されています。
レイズはスーパーGTなどのモータースポーツ用ホイールも手掛けています。この過酷なサーキットから得られた貴重なデータはストリート用ホイールに惜しみなくフィードバックされています。
そんなレイズホイールを装着するユーザー同士の交流を深め、レイズホイールの魅力を再確認するイベントがレイズファンミーティングです。
イベントへの参加条件はレイズホイール装着車であること。事前に参加を申し込んだ約800台のレイズホイール装着車が広々とした第7駐車場に集まりました。
またユーザーカー以外にもレイズホイールを履いたショップのデモカーやスーパーGTを戦うレーシングマシンが並び、まさに第7駐車場はレイズホイール一色。
特設ステージではレイズファンミーティング限定Tシャツやレイズオフィシャルグッズ、そして特等として鍛造ホイール一台分が当たる大抽選会が行われて参加者の歓声が上がっていました。また来場者の投票によって約800台の中からお気に入りのレイズホイール装着車「レイズファンアワード」が選出されました。
レイズホイールの魅力を聞いてみた！
レイズはミニバン、SUV、スポーツカー、Kカーなどあらゆる車種にマッチする数多くのホイールをラインアップしています。今回の2023レイズファンミーティングにエントリーした各車のオーナーにレイズホイールの魅力を聞いてみました。
NSXクーペ／ボルクレーシングRE30／ばろんさん
愛車：ホンダ NSXクーペ
ホイール：ボルクレーシングRE30（F＝17×8 R＝18×9.5）
「以前からレイズの鍛造ホイールが欲しかったのでNSXに履かせてみました。オーソドックスなツインスポークのRE30は純正の雰囲気を残しながらスポーティなスタイルに仕上がるホイールですね」と、ばろんさん。
ハイエースS-GL／グラムライツ57DR-X 2122リミテッドエディション／よろずやさん
愛車：トヨタ ハイエースS-GL
ホイール：グラムライツ57DR-X 2122リミテッドエディション（18×9 ±0）
「40mmオーバーフェンダーに合わせたランクル用サイズです。インセットが±0なのでディープ感が強調されて狙ったどおり綺麗に収まりました。リミテッドエディションならではのアームズグレーも気に入っています」とよろずやさん。
デミオスポルト／ボルクレーシングTE37ソニック／ETさん
愛車：マツダ デミオスポルト
ホイール：ボルクレーシングTE37ソニック（15×7 +25）
「免許を取った頃、TE37ソニックが発売されていつかは履きたいと思っていました。ブロンズアルマイトはレッド系のボディと上手く合いますね。純正ホイールと比べて軽いので走行性もかなり良くなりました」とETさん。
GRヤリスRZハイパフォーマンスファーストエディション／ボルクレーシングTE37 SAGA SL／マツケンさん
愛車：トヨタ GRヤリスRZハイパフォーマンスファーストエディション
ホイール：ボルクレーシングTE37 SAGA SL（18×9 +45）
「純正でも高性能なホイールがセットされていますが、みんなと同じじゃイヤなのでTE37 SAGA SLに交換しました。極太6本スポークで足元の強靭さが増してよりレーシーなスタイルになりましたね」とマツケンさん。
ジムニーシエラ／A-LAP-J 2122リミテッドエディション／ナスカさん
愛車：スズキ ジムニーシエラ
ホイール：A-LAP-J 2122リミテッドエディション（16×6.5 -15）
「A-LAP-Jをセットした理由は数あるジムニー用の中でも最軽量のホイールだから。オーバーフェンダー＋モールに合わせたサイズで足元に綺麗に収まっています。軽快さが増して気持ちよく走れますね」とナスカさん。
レヴォーグSTIスポーツ／ボルクレーシングC345／カジさん
愛車：スバル レヴォーグSTIスポーツ
ホイール：ボルクレーシングC345（18×8.5 +48）
「他のレヴォーグとカブるのが嫌でC345を選択しました。フロントのブレーキはブレンボ6ポットに交換していますがクリアランスも問題ないですね。冬場はC28にスタッドレスをセットしています」とカジさん。
エクストレイルG／ホムラ2×9
愛車：日産 エクストレイルG
ホイール：ホムラ2×9（20×8.5 +38）
「ホムラ2×9は以前乗っていたハリアーに装着していたホイールです。このエクストレイルは先月納車されたばかりでトヨタ ハリアーから入れ替えました。重厚なボディのSUVですが軽快な足元を演出してくれるホイールですね」とエクストレイルのオーナーさん。
ヴェルファイアZGエディション／ボルクレーシングTE37ウルトラ（20×10 +30）／ワキさん
愛車：トヨタ ヴェルファイアZGエディション
ホイール：ボルクレーシングTE37ウルトラ（20×10 +30）
「ラグジュアリーなホイールではなくスポーツタイプの鍛造ホイールをヴァルファイアにセットしました。キャンバーをフロント＝長穴加工で4度、リヤ＝アッパーアームで5度にして10Jサイズを履かせています」とワキさん。
毎年パワーアップし続けているレイズファンミーティング。さらに大きなイベントとなりそうな来年の開催も楽しみですね。
[筆者／撮影：オマドーン]
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元自動車雑誌編集者で、現在はフリーランスフォトグラファー・ライターとして活動している。カスタム系雑誌やWEB媒体への寄稿も多く、関西エリア、東海エリアを主に拠点としている。車両撮影やイベント取材も積極的に行っており、様々な才能を多方面で発揮しているマルチプレイヤーだ。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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