BMW肝いりの新型EV「iX」がお披露目! 正式発売前に高級感ある内装デザインを写真で紹介

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ビー・エム・ダブリューは2021年9月7日(火)、報道関係者向けに電気自動車(EV)「iX(アイエックス)」を公開した。今年秋に国内で正式に発売される予定で、初期生産モデルのiX xDrive40とiX xDrive50のローンチエディションはBMWオンラインストアで先行予約受付が6月9日(水)から始まっている。ローンチエディションの価格(税込)は1155万円〜1373万円。

公開されたのはすでにBMWの各ディーラーなどで展示されているiX xDrive40だ。今回はパワートレインと内装の特徴を写真で紹介しよう。

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  1. 最高出力523馬力! 電気自動車においても”駆け抜ける喜び”を追求した
  2. 大型ディスプレイは運転席から操作しやすいようオフセットされた
  3. 新開発のヘッドレストシートは快適機能もオプションで多数用意!

最高出力523馬力! 電気自動車においても”駆け抜ける喜び”を追求した

iX xDrive40に搭載されるパワーユニットは電気エンジン最高出力は240kW(326馬力)、電気エンジン最大トルクは630Nmを発揮する。0-100km/h加速性能は6.1秒。

iX xDrive50は最高出力385kW(523馬力)、最大トルクは765Nmを発揮。0-100km/h加速性能は4.6秒。

航続可能距離は最大630km! 長距離移動もラクラク

iX xDrive40が搭載するリチウムイオンバッテリー性能は76.6kWh。航続可能距離は327〜425km、高速DC充電ステーション(150kWで10~80%)は31分、ウォールボックスによるAC充電(11kWで0~100%)は7.25時間を要する。

X xDrive50が搭載するリチウムイオンバッテリー性能は111.5kWhで、航続可能距離は549〜630km。高速DC充電ステーションは約35分、ウォールボックスによるAC充電は10.75時間を要する。

大型ディスプレイは運転席から操作しやすいようオフセットされた

インテリアについて紹介しよう。

特徴的なのは新開発のシートや大型のディスプレイで、上質感のある内装に仕上げられている。

iXのダッシュボードには12.3インチのインフォメーションディスプレイと、対角14.9インチのコントロールディスプレイからなる大型のカーブド・ディスプレイを備え、ディスプレイ上で操作可能とした。センターコンソールは家具のようなデザインに仕上げられ、クラフテッド・クリスタル・フィニッシュが施されたiDriveコントローラーとFSC認証を受けた木材を用いたセンサーが採用された。

また、BMWで初となる六角形のステアリングやロッカースイッチ式のギヤセレクターも未来的な内装に磨きをかけている。

新開発のヘッドレストシートは快適機能もオプションで多数用意!

新開発のヘッドレスト一体型シートは内蔵スピーカーやシートヒーター、ベンチレーションシート、マッサージ機能がオプションで設定される。

背面にはUSB Cソケットが2つ搭載されており、後席の利便性も高めた。シートベルトはブラックまたはBMW iブルーの2色から選択可能だ。

後席もオプションでシートヒーターとヘッドレスト内蔵スピーカーを装備できる。

ラゲッジスペースは最大1750L。後席シートは40:20:40の分割可倒式で、背もたれを折りたたむことでさらにラゲッジルームを拡張することも可能だ。

また、シートの操作系スイッチなどは宝石のようなデザインとなっており、細部にも高級感が感じられる。

[筆者:篠田英里夏(MOTA編集部)/撮影:堤 晋一]

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篠田 英里夏(MOTA編集部)
筆者篠田 英里夏(MOTA編集部)

クルマ好きが高じて、大学卒業後は自動車専門紙の記者や自動車メディアの編集を経験し、現職に至る。MOTA編集部ではこれまでの知識を生かし、主に記事制作や取材、企画などを担当。最近ではeモータースポーツのレースにもたびたび参戦している。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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