ワイスピにも登場! トヨタが世界に誇る最強エンジン「2JZ型」を搭載した名車3選
- 筆者: MOTA編集部
トヨタ「2JZ型」エンジンは、直列6気筒のツインカム(DOHC)で排気量は3.0リッター。1990年に登場していた2.5リッターの1JZ型に次いで、初代アリストに搭載され1991年にデビューします。1995年に可変バルブタイミングリフト機構「VVT-i」や直噴エンジン機構「D-4」などを採用し、絶えず進化してきました。今回はそんなトヨタの名機「2JZ型」を搭載する3車種をご紹介します。
トヨタのフラッグシップスポーツカー 80スープラ
1993年に登場した4代目スープラ、通称80スープラは、長いボンネットと滑らかで丸みのあるスタイリングが特徴です。高剛性ボディに、直列6気筒DOHCの「2JZ型」エンジンを搭載し、国内向け乗用車初の6速マニュアルトランスミッションが組み合わされました。
映画「ワイルド・スピード」に登場し、アメリカでも高い人気を誇るトヨタの名スポーツカーです。
自然吸気とツインターボをラインナップ
トヨタ 80スープラに搭載された「2JZ型」エンジンは、自然吸気とツインターボの2種類を展開。自然吸気の「2JZ-GE型」は225PS、ツインターボの「2JZ-GTE型」は、自主規制いっぱいの280PSを発生させます。
中でもツインターボの2JZ-GTE型には強靭な鋳鉄製のエンジンブロックが使用され、チューニング次第で1000PSを超えるエンジンに変貌するポテンシャルを秘めていました。
トヨタ 80スープラの中古車相場
■中古車掲載台数:27台
■中古車相場:298万円~1096.9万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年11月13日時点のデータ
国内最速のスポーツセダン初代アリスト
1991年にデビューしたトヨタ アリストは、ラグジュアリースポーツセダンとして、高級感と運動性能を両立しています。キャラクターラインの少ない滑らかで美しいボディデザインは、イタリアの「イタルデザイン」によるものです。また、ワイドで低いスタイリングは、もともとセダンに興味が薄い若い世代からも注目されました。
80スープラよりも先に「2JZ-GTE型」を搭載
初代アリストには、最高出力280PSを発生する3.0リッター直列6気筒ツインターボの2JZ-GTE型のほか、自然吸気の2JZ-GE型(230PS)や4.0リッターV型8気筒の1UZ-FE型が用意されました。特に、ツインターボエンジンの2JZ-GTEはスープラに先駆けて搭載され、国産最速セダンの異名を持ちます。
なお、ツインターボの2JZ-GTE型が搭載されたのは、前述した80スープラとアリスト2車種のみです。
トヨタ 初代アリストの中古車相場
■中古車掲載台数:10台
■中古車相場:60万円~205.2万円
※中古車掲載台数および相場は、2020年11月13日時点のデータ
アルテッツァシリーズで唯一「2JZ-GE型」を搭載する「アルテッツァジータ」
1998年に登場したコンパクトスポーツセダンであるアルテッツァのワゴンバージョンとして、2001年にデビューしたアルテッツァジータ。車種名の「ジータ(Gita)」は、イタリア語で「小旅行」を意味しており、アルテッツァのスポーツ性能とワゴンのユーティリティを両立しています。また海外では、レクサス ISスポーツクロスとして販売されていました。
コンパクトワゴンに3.0リッターエンジンを詰め込んだ
アルテッツァジータのエンジンは、アルテッツァと共通の160PSを発生する2.0リッター直列6気筒 1G-FE型と、アルテッツァジータのみに設定された220PSを発生する自然吸気の3.0リッター直列6気筒 2JZ-GE型。3.0リッターの採用は、決して速さを求めたものではなく、あくまで長距離移動をより余裕もって行うためであり、2JZ-GE型搭載モデルにのみ4WDが設定されています。
トヨタ アルテッツァジータの中古車相場
■中古車掲載台数:19台
■中古車相場:29万円~147.3万円
※中古車掲載台数および相場は、2020年11月13日時点のデータ
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