高速道路で行き先を間違えた! 出口を間違えた! そんな時、どうすればいい?【高速道路でのトラブル対処法:その6】

  • 筆者: オートックワン 編集部

本線上のバックや料金所でのUターンは絶対にNG!

当たり前のことですが、高速道路は一方通行が大原則です。降りる出口を通り過ぎたり、行き先を間違えたりしたとしても、バックやUターンは絶対にしてはいけません。

周囲にいる車は高速道路上でバックやUターンを行う車がいると思っていません。スピードを出して走行している車が多いので、高速道路上でのバックやUターンは重大事故に繋がる可能性が高いため、危険な行為は絶対にやめましょう。

出口を間違えた時、次の出口で降りれば戻れる場合も

話に夢中になりすぎて、もしくはボーっとして出口を見落としてしまった、そんな経験をした方もいるでしょう。そんな時はバックやUターンはせず、次の出口で降り、係員がいる有人レーン、もしくは係員呼出ボタンが設置されている料金精算機があるレーンに向かいましょう。

係員に「1つ前の出口で降りるつもりだった」旨を伝えてください。安全を確認した上で、目的の出口に戻れるよう係員が案内してくれる場合があります。

※インターチェンジの構造によってはUターン誘導ができないこともあります。

通行止めで目的の方向に行けないときはどうしたら?

高速道路では稀に大雪や台風、事故などで目的方向の出口が通行止めになることがあります。そういった際は次の出口で係員に申告してください。出口を間違えた際と同様に係員による誘導の上、Uターンが認められる場合があります。

特別転回は誰にも認められるわけではない

目的の出口に戻れるよう係員が誘導してくれるサービスは「特別転回」と言います。本来であれば、出口を間違えたとしても正規の通行料金を支払わなければいけません。しかし、高速道路運営会社の好意で特別転回が認められること「も」あるのです。特別転回は必ずしも認められるサービスではないことをまず理解しておきましょう。

特別転回が認められる際には氏名やナンバーなどを尋ねられることもあります。また、降りる出口を間違えた際は次の出口で申告しないと特別転回が認められない場合があります。

最近、特別転回について間違った情報が広まりはじめており、「用事があるので一時的に高速外に出たい」と要望されたり、周回走行を目的にした特別転回の悪用行為があったりと問題事例が増え始めています。特別転回は必ず受けられるサービスではないことを知っておきましょう。

「出典・イラスト提供:NEXCO中日本」

http://www.c-nexco.co.jp/safety/justincase/

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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