スマホ規制強化! 道交法改正で再注目したい、“ポータブルカーナビ”のススメ【Twingoな日々Vol.6】
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:原田 淳・MOTA編集部
スマホの“ながら運転”厳罰化に伴って、Myトゥインゴの車内で多用していた地図アプリ操作について改めて考えさせられた。そこで車内の地図環境を大幅にアップデートさせることに。セレクトしたのは、ちょっと旧いクルマでも搭載できる、ポータブルカーナビだった。
>>スマホと7インチナビはこんなに違う![フォトギャラリーで見る]
2019年12月、“ながら運転”が厳罰化
スマートフォンは、様々なアプリとともに我々の生活に欠かせない存在だ。クルマの中でも同様で、音楽や地図などのアプリを使う方も多いだろう。
しかし2019年12月、道路交通法の改定によってスマホの“ながら運転”が一気に厳罰化した。画面を注視し、運転操作がおろそかになったためと思われる事故が多数発生したことを受け、携帯電話やスマートフォンを保持しながら運転する行為に対する罰則が強化されたのだ。
そんな規制強化で、急に困ったことになっている方も多いのではないだろうか。それは、地図アプリの操作に関することだ。
もちろん地図アプリも年々アップデートが進み、クルマでの利便性は強化されている。さらにクルマ専用のナビゲーション用アプリも無料・有料版とも多種多彩なラインナップが拡がり、ほぼ車載専用カーナビと同等の使い勝手や地図表示が実現した。
実際、カーナビなどもともと備わっていないMyトゥインゴでも、スマホをステアリング前に固定し、カーナビアプリで地図を表示していた。
一番良く見たい時に…スマホじゃ小さすぎて見えなーい!
ただ目的地周辺の細かな交差点や街路図となると、老眼が酷くなってきた筆者(涙)の場合は特に、スマホ画面を拡大表示させないと確認出来ないケースも。いくら最近のスマホ画面が大きくなったからと言っても限度がある。
かといって、固定していたスマホを取り外し手に持つ訳にもいかない。運転中のケータイ保持・注視は、道交法違反以前に「危ない」。
もっと画面が大きくて、しかもクルマ専用で設計されたナビゲーションシステムを装着することが急務だと、つくづく実感させられたのだ。
スマホと7インチナビ、この差は歴然だった
さて、Myトゥインゴにも後付けでカーナビが欲しいなあ、と思いカー用品店を覗いてみたところ…改めて驚いた。展示されていたものの多くが、2DINと呼ばれる規格サイズに収まるインダッシュタイプの機種ばかりとなっていたのだ。
今やカーナビはクルマにとって欠かせないアイテムのひとつとなって久しい。日本車のみならず、輸入車についても2DINに対応した設定が当たり前となっている。ダッシュボード上にモニターを置き、ナビ本体を別のところに収納するオンダッシュタイプのカーナビは、いまやほとんど姿を消していた。
そんな中で筆者が選んだのは、簡単に取り外し可能な一体型のポータブルカーナビゲーション「パナソニック Gorilla(ゴリラ)」、しかも最新の7インチSSDナビ CN-G1300VDだ。
一体型なのに薄くてキレイ、そして取付カンタン
思えば20年前にトゥインゴに乗っていた時には、オンダッシュタイプのDVDナビ(懐かしい!)を装着していた。奇しくも同じパナソニックのストラーダ。2DINタイプと同等の機能を持つ上位機種だが、その分それなりの額をお支払した記憶がある。その頃のイメージでは、ポータブルナビというと一体型でお手軽な価格な反面、ちょっと簡易的なイメージが残っていた(だいぶ古い記憶ですが…)。
しかし最新式ポータブルナビの実機を目の前にして再び驚いた。あの頃の上位機種よりも綺麗で詳細な地図が表示され、しかも薄い! え、ナビ本体は!? もちろんこのモニターひとつに全てまとまっている。
外観はシルバーのフレームでなかなか上質な雰囲気。付属の専用吸盤スタンドにナビ本体をセットし、シガーライターソケットに電源をつないだら、もうそれだけでOK。カンタン過ぎ!
ちなみにCN-G1300VDの場合はさらにVICS WIDEにも対応している。鉄板むき出しのMyトゥインゴの場合、ピラーの内張りを外したりしなくて済むから、付属のVICSアンテナをフロントガラスに貼り付けるのもラクに済んだ(笑)。
さっそく使ってみよう!
と思ったけど、ちょっと前置きが長くなり過ぎたので・・・続きはまた今度!
[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)]
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