賛否両論! これはエクストレイルじゃない!? 日産ファンが大議論する新型X-TRAILはどのあたりが「らしくない」!?
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:日産自動車
2020年6月15日、北米で発表された新型エクストレイル(北米名「ローグ」)はグッと質感をあげたスタイリッシュさで話題を呼びました。いっぽうで一部のX-TRAILファンからは「こんなのエクストレイルじゃない!」の声も。果たしてどのあたりが「らしくない」のでしょうか。
X-TRAILファンが新型を見て戸惑ってしまういくつかの理由
日本よりもはるか先に北米で発表したのはなぜ!?
日本よりもひと足お先に北米で発表された新型エクストレイル。これで4代目モデルとなりますが、日産ファンとしては日本よりも先に海外で発表されることに複雑な想いを持つ人も少なくない模様。
世界的なSUVブームの中で、中国と並び最もSUVが売れるアメリカでは、特にエクストレイルが属するミッドサイズクラスが人気の中心となっています。そのためライバルとなるトヨタのRAV4やホンダCR-Vもやはり同様に、日本よりもはるか先に新型を北米で発表しているのです。
スタイリッシュなエクステリアデザインに戸惑いの声
新型エクストレイルは、スタイリッシュさと上質さを兼ね備えたフォルムと、個性的なフロントマスクの組み合わせが特徴。そんなスタイリングについても、SNSを中心に議論の的となっているようです。議論というよりは「戸惑っている」というのが正しいかもしれません。
思えば初代、2代目と続いたスクエアでゴツいフォルムは、日産の“タフギア”推しな宣伝訴求ともマッチしていて、日本で販売台数を伸ばした経緯があります。現行型の3代目エクストレイルがスマートなデザインに生まれ変わり登場した際にも「らしくない」論が噴出していましたが、一時はSUVカテゴリーの販売台数NO.1となるなど、結果としてエクストレイルの人気は持続していました。
なにこの高級感! 日本仕様の新型エクストレイルはどうなる!?
そして何よりも日産ファン、そしてエクストレイルファンが驚いたのがインテリアでした。なにこの高級感! 少なくとも、海に山にと遊びのギアとしてガンガンに使い倒す雰囲気…じゃなさそうです。僕らのタフギアはどこへ行った!?
実は現行型の3代目エクストレイルでもすでにその兆候がありました。
日本仕様の3代目エクストレイルは、初代、2代目同様に防水加工を施したシートやフロア、ラゲッジボードの独自仕様でタフギアの面目を保っていました。しかし北米など海外モデルでは上質な布シートとカーペットフロアの組み合わせで、ファミリー層などに訴求する仕様となっていたのです。
4代目の日本仕様も、3代目同様に造り分けてくれるのか、それとも日産の厳しい財政状況がそれを許さないのか。日本仕様の姿はまだ見えませんが、エクストレイルファンにとっては期待半分、不安半分といったところでしょう。
議論のアツさは新型エクストレイルに対する期待の裏返しなのだ
いかがでしたか。色々と議論はあるものの、それは大いなる期待の裏返し。なんだかんだと言われつつも、3世代に渡りファンから支持され続けてきた証しと言えます。いずれにせよ、新型エクストレイル登場が今か今かと待ち遠しいという日産ファンは多いはずです。
さああなたは新型をどう思いますか。コメント欄への書き込みもぜひお待ちしております!
[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。