日産 新型セレナ e-POWERハイウェイスターV試乗|充実の先進安全技術を徹底検証(1/2)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:MOTA編集部
2019年8月のマイナーチェンジで大変身! ”オラオラ顔”が大好評
今は新車として売られるクルマの40%近くを軽自動車が占めるが、3列シートミニバンも堅調だ。小型/普通車の販売ランキングを見ると、上位にはミニバンが多く入る。トヨタ ウィッシュのような背の低いワゴン風のミニバンは生産を終えたが、背の高いスライドドアを備えた車種は依然として人気が高い。
その売れ筋ミニバンの代表が日産 セレナだ。2019年8月1日にマイナーチェンジを実施して、登録台数も好調に伸びている。2019年8月は7714台と、前年の121%に達した。8月の小型/普通車における販売ランキングの順位は、シエンタとプリウスに次いで3位だ。
これだけ売れれば、マイナーチェンジも成功だったといえるだろう。そこで改めて「日産 新型セレナ e-POWER ハイウェイスターV」を試乗した。
マイナーチェンジで高級感UP!
フロントグリルが一新!
新型セレナ e-POWER ハイウェイスターVのマイナーチェンジの変更点として、まず注目されるのはフロントグリルだ。メッキを細かく散りばめたようなデザインで、トヨタのアルファードやエスクァイアに高級な似た印象も受ける。
変更前のフロントグリルは標準ボディとハイウェイスターで似通っていたが、変更後は違いがハッキリと分かるようになった。なお内装のデザインは従来と同じだ。
セレナ e-POWERの滑らかな走り
気になったのはエンジンノイズ
新型セレナ e-POWER発進加速は相変わらず滑らかだ。e-POWERでは1.2リッターエンジンが発電機を作動させ、その電気を使って、モーターがホイールを駆動する。
走行中に気になったのはエンジンノイズだ。e-POWERではモーターがホイールを駆動するから、エンジンは効率の優れた回転域を使う。そのためにエンジン回転数が速度の増減に合致するとは限らない。ドライバーのアクセル操作や速度変化とは無関係に、エンジンが一定の回転数で回り続けることもある。
この時に速度が低いと余剰な発電を行うが、その電気はリチウムイオン電池に蓄えられ、エンジンを停止させた状態で走行できる距離を伸ばす。
つまり高効率な回転数を保ってエンジンを回せるのは、燃費を節約できるe-POWERのメリットだが、エンジンが勝手に回っている違和感が生じることもあるわけだ。エンジンを停止して走る時が静かだから、エンジン作動中のノイズが余計に気になったこともあるだろう。もう少し3気筒エンジンのノイズを抑えて欲しい。
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