軽自動車の安全性能はここまで進化!各社の衝突被害軽減ブレーキを解説【I LOVE 軽カー】(1/3)
- 筆者: 工藤 貴宏
軽自動車は広い居住空間や高い利便性だけ? やっぱり事故ったら普通車に比べて危ない? そんなこと全然ありません! 最近の軽自動車は安全性能が格段に進化しているのです。ここでは、具体的に何がどう進化しているのか、メーカーによって何が違うのかを、各安全装備ごとに分かりやすくお届け!
今回は、いまや欠かすことのできない安全装備「衝突被害軽減ブレーキ」について解説していきます。
ひとえに「衝突被害軽減ブレーキ」と言っても、その性能は千差万別
いまや新車に欠かせない装備といえば、障害物を検知して衝突が避けられないと判断するとクルマが自動的にブレーキをかけて減速する「衝突被害軽減ブレーキ」だ。一般的には通称「緊急自動ブレーキ」、略して「自動ブレーキ」と呼ばれたりもする。
最近の新車では当たり前の装備になっているけれど、実は完全停止までおこなえるタイプが日本ではじめて搭載されたのは2009年とわずか10年ちょっと前のこと。ちなみに1号車はボルボ XC60で、知名度を一気に高めたのが翌年登場したスバル レガシィの「アイサイトver.2」だった。
それから10年。衝突被害軽減ブレーキは飛ぶ鳥を落とす勢いで普及すると同時に、システムもどんどん高性能化。いまや軽自動車にも当然のように付いている。だから、どのクルマを選んでもいい……なんて考えている人がいたら、ちょっと待った! 決してどれもが同じなんてことはないのだ。メーカーや車種により性能差が存在するのである。
そこで今回は、軽自動車の先進安全装備のうち衝突被害軽減ブレーキに的を絞って、その違いや選ぶポイントをお伝えしよう。
メーカーごとに違うシステム名称はあえて覚えるも必要なし
システムはメーカーごとに名称があり、最新のものは
スズキ:セーフティ サポート
ホンダ:ホンダセンシング
ダイハツ:次世代スマートアシスト
日産:インテリジェント エマージェンシーブレーキ
三菱:e-Assist
といった具合。しかもそれは他の先進安全装備も含めての総称だったりもするから、パッと見ただけではどんな性能かはまったくわからない。
だからまず知っておいて欲しいのは「名前なんて覚える必要はない」ということ。各メーカーはシステムに名前を付けているけれど、それはあくまで“単なる名前”に過ぎず、そこから性能を読み取ることはできないのである。
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