日産 リーフ 試乗レポート/金子浩久(1/3)

  • 筆者: 金子 浩久
  • カメラマン:オートックワン編集部
日産 リーフ 試乗レポート/金子浩久
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12月にデビューする日産の量産型EV「リーフ」

日産リーフ

2010年12月、日本を含め世界各国で発売が予定されている日産の電気自動車「リーフ」。今回、横須賀市追浜の同社テストコースで、リーフへ試乗することが出来た。

テストコースの隣にある日産の工場には小学6年生の社会科見学で来たことがあり、懐かしい感覚を覚えた。製造ラインを、小さな四角いテールライトが左右3個ずつ並んだブルーバードUが流れていたのを憶えている。

リーフの最も大きな特徴は、その名の通り、電気の力だけで走るところだ。リチウムイオンバッテリーとモーターだけで走る、純粋な電気自動車なので排ガスもCO2も一切排出しない。

電気自動車自体は内燃機関を持つ自動車と同様に100年以上の歴史を持っているが、ほぼ同時多発的に世界各地で生産を立ち上げる量産車としては、リーフが世界初の試みとなる。

ここ数年で、トヨタ プリウスやホンダ インサイトなど、ガソリンやディーゼルなどの内燃機関を動力源として用いた従来型の自動車に対して、それにバッテリーとモーターを組み合わせたハイブリッドカーが次世代の自動車として一世を風靡しつつある。

まだ化石燃料を燃やすエンジンを用いている分、そうしたハイブリッドカーを“折衷型”だと仮に定義すれば、リーフのような電気自動車は“完全なる”次世代の自動車と言うことができるだろう。

化石燃料を一切用いないから、排ガスやCO2をまったく排出しないクルマは真に革新的な存在になるからだ。しかし、電気自動車には宿命的な足かせが存在している。

「航続距離の短さ」と短くはない「充電時間」だ。

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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