日本では未発売!? 新型「日産ジューク」新旧モデル比較
- 筆者: 武内 祐徳(MOTA)
9年ぶりに(欧州で)新型ジュークを発表
2019年9月3日、日産はフルモデルチェンジした新型ジュークを、欧州5都市での日産独自イベントで発表しました。実に9年ぶりのモデルチェンジ、唐突な発表ゆえに驚いた人も多いのではないでしょうか。そんな新型ジュークの内外装や旧型との違いが気になっている人も多いはず。
どこが変わったのか、どんな部分を旧型から引き継いでいるのかを新型と旧型の画像で比較を行いながらチェックしていきます。画像を並べて見比べることで新型のジュークの進化が良くわかりますよ!
エクステリア比較
フロントビュー比較
新型ジュークの外観デザインでは日産車を象徴する「Vモーショングリル」を強調するようなデザインとなりました。
全体的な配置は旧型を引き継いでいることや、特徴的な丸形ヘッドランプによって、新型もジュークだと一目で分かりますね。ちなみに、このヘッドライトはラリーカーの大型フォグランプをイメージしたものなんですよ。
新型の車幅は1800mm、旧型は1765mm(NISMOは1770mm)だったため、新型は35mmが広くなりました。
旧型のデザインで特徴的だったボンネット付近のポジションランプは廃止され、左右に伸びるようなスマートなデイライトとなりました。
リアビュー比較
テールランプの形状が大きく変わりました。旧型ではブーメラン型で特徴的なレンズでしたが、新型では旧型ほど主張の強いレンズ形状ではなくなりシャープな印象に。
しかし新型ジュークのテールランプのレンズを覗き込むとブーメラン型のコンビネーションランプが採用されています。ここにもジュークのDNAが引き継がれているのが分かりますね。
サイドビュー比較
フォルムは旧型を引き継いでいますが、ピラーをブラックアウトさせ軽快に見えるフローティングルーフを採用し、カジュアルでありながらシャープな印象となりました。Cピラーの色の切り替え部分のデザインもエッジがあり特徴的です。
旧型で特徴的だったフロント・リアフェンダーを強調するようなキャラクターラインは廃止され、代わりに新型ではフェンダーの幅が広くなりSUV感を高めています。
新型のサイドステップ付近には、車体側面にメリハリをつけるキャラクターラインがハッキリと表現されています。これは旧型から引き継がれたデザインではないでしょうか。
新型ジュークでは19インチの大型なホイールを採用しており、旧型に比べホイールがサイドビューを占める割合が高くなりました。
全長が旧型の4135mmに対して新型は4210mm、全高も1550-1570mmから1595mmとなり高くなりボディサイズはアップしています。
しかし柔らかいラインが多かった旧型に対して新型はエッジのあるデザインになったこと、ホイールが大きくなったことによりボディ自体のサイズアップはあまり感じさせません。
インテリア比較
新型のステアリングホイールは近年日産車で採用されているD型となりスポーティさが高まりました。またナビも大型ディスプレイが採用されています。日産デイズなどと同様に、アラウンドビューモニターもこちらに表示されるのではないでしょうか。
センターコンソールやエアコンの吹き出し口などに注目すると、旧型と同様に“丸”を意識した意匠が新型にも引き継がれていることが分かります。
旧型ではセンターコンソールがバイクのタンクをイメージしたという印象的な形状でしたが、新型もそのイメージを継承しつつシンプルにまとめられています。
新型では高速道路の単一車線でドライバーを支援する先進安全技術「プロパイロット」が搭載されました。
歩行者や自転車を検知する「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」や、車線逸脱防止支援システム、道路標識を認識して車速を調整する「インテリジェントスピードアシスト」、後側方車両検知警報など安全技術も充実させています。
後部座席の快適性を高めるために足元や天井スペースを拡大。膝周りを58mm、天井とシートのスペースを11mm広げています。収納スペースを20%アップさせたことで使い勝手も向上させています。
またシートの形状・素材がスポーティになり、ホールド性も高めたようです。ダッシュボードやドアトリムなどソフトタッチな素材となり、高級感を演出しています。
さらにオプションで高級素材のアルカンターラや革張りも用意されており、ラグジュアリーな内装にすることも可能なようです。
ボディ、ルーフ、インテリアのカラーリングも複数組み合わせて選べるようになるようです。
日産の新技術を搭載し、ジュークらしさを残しながらもリニューアルして登場した新型ジューク。新型と旧型を画像で比較してきましたが、新型も大変魅力的なクルマではないでしょうか。
なお、新型ジュークの日本での発売時期や仕様などは明らかになっていません。世界的にも日本でも人気なSUVですので、日本での発売も期待したいですね。
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