BMW、電気自動車MINI Eを一般ユーザーに引き渡し
ビー・エム・ダブリューは、電気自動車「MINI E」を、本日、一般ユーザーに引き渡した。
アメリカのニューヨーク、ロサンゼルス、イギリスのロンドン、ドイツのベルリンなどで実施している電気自動車「MINI E」による実証試験は、大都市東京においても2010年11月30日より本実証試験に参画するユーザーの募集を実施している。
一般ユーザーによる実証試験には、実証試験実施の発表後、900名近い応募があったが、この内14名を選抜し、車両の引渡式を東京の六本木にある六本木ヒルズで行なった。
車両を引き渡された一般ユーザーは、本日より本年7月末までの5ヵ月間、MINI Eを日常生活において使用し、実証試験に参画することになる
実証試験に参画するユーザーが、MINI Eの使い方やインプレッションを、各個人に割り当てられたウェブサイト上に入力することで、BMWグループはデータを収集する。
また、充電の度に充電ダイヤリーをつけ、充電の頻度や時間を計測する。
さらには、使用から2~3ヵ月が経過した時点でフォーカス・グループ・インタビューを実施し、MINI Eに関する意見を述べてもらう予定である。
日本での実証試験の結果は、他の地域での試験結果同様にドイツ本国で分析されると共に、日本国内でも分析され、BMWグループが2013年以降に市場導入予定の次世代自動車「メガシティ・ビークル」の開発に利用される。
また、BMWグループの車両開発にのみ利用されるのではなく、官公庁や様々な研究機関と実証試験データを共有し、日本における次世代自動車の研究開発にも利用される予定である。
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