トヨタ、ハイブリッド車の国内累計販売台数が100万台を突破
トヨタは、ハイブリッド車の国内での累計販売台数が、本年7月末までに、約100万7千台となり、100万台を突破したと発表した。(トヨタ調べ)
トヨタは、1997年8月に国内でトヨタ初のハイブリッド車コースターハイブリッドEVを発売。
1997年12月には世界初の量産ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売した。その後もミニバン、SUV、さらにはFRセダンなど搭載車種を拡大。2009年には3代目となる「プリウス」に加え、レクサスブランドの「HS250h」とトヨタブランドの「SAI」のハイブリッド専用車2車種を発売するなど、ハイブリッド車の品揃えを充実させてきた。
現在、国内では9車種のハイブリッド乗用車、3車種のハイブリッド商用車を販売している。
海外では、8車種のハイブリッド乗用車を約80の国・地域で販売しており、国内・海外合わせた累計台数は268万台を突破。今後も更なるラインナップの拡充、販売地域の拡大に努めていく。
なお、2010年7月末までに販売したハイブリッド車※1のCO2排出量は、車両サイズおよび動力性能が同等クラスのガソリンエンジン車のCO2排出量と比較し、国内で約400万トン、国内・海外を合わせて約1500万トンの排出抑制効果があったとトヨタでは試算しており、地球温暖化の原因のひとつとされるCO2の削減に大きく寄与したとトヨタは考えている。
トヨタは、環境への対応を経営の最重要課題の1つと位置付け、ハイブリッドシステムの普及に取り組んできたが、今後も2010年代のできるだけ早い時期にまでに年間100万台販売の達成を目指すとともに、2020年代のできるだけ早い時期にハイブリッド技術の全モデル展開を目指すなど、更なる普及に努める方針としている。
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