スーパー耐久、2011年からFIA GT3規定に基づいた新クラスを導入
STO スーパー耐久機構は、世界各地で大きな支持を得ているFIA GT3規定によるFIA公認車両が参加できるST-Xクラスを2011年よりスーパー耐久シリーズに導入する。
ST-Xクラスは、現在ヨーロッパを中心に、南米、アジアといった広い地域で大きな支持と人気を得ているFIA GT3GT3規定に基づいた車両を参加車両としてクラスで、FIA GT3の世界プローモーターであるSRO Motosports Group(本部:英国ロンドン)との連携でスーパー耐久に導入する新しい試み。
STOでは、今年最小排気量車のST-5クラスを導入したが、このST-Xクラスは国際交流を可能にするクラスとして新設される。また、SROとの連携から参加車両の性能は、FIA GT委員会による性能調整が実施され、参加型のスーパー耐久シリーズに相応しい技術管理も行われる。
2011年は、スーパー耐久シリーズ全戦のうち、3~4大会に新設導入される予定であり、全線への導入は2012年以降が予定されている。
FIA GT3 規定 主な特徴
参加車両および形式
■FIAにGT4車両として公認された高性能レースカー
■FIA GT委員会により、車種ごとに細かく性能調整された車両で行うレース。
■参加車両には、FIA/SRO指定のデータロガーが搭載され、各車の性能データはFIA/SROで一元管理。
ドライバー制限
■プロドライバーの出場には一定の制限を設けたアマチュアドライバー中心のレース。
主なGT3マシンメーカー
■ポルシェ、フェラーリ、アウディ、BMW、メルセデス・ベンス、アストンマーティン、ランボルディーニ、シボレー、フォード、その他。
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