住友ゴム、「エコ・ファーストの約束」進捗状況を環境大臣に報告
住友ゴムは、「エコ・ファースト 第4回フォローアップ会議」において、住友ゴムの活動進捗状況を小沢環境大臣に対して報告した。
住友ゴムは、環境省が創設した「エコ・ファースト制度」に基づき、2009年3月、環境大臣に環境保全に対する当社グループの取り組みに関して「エコ・ファーストの約束」を行った。これによりエコ・ファースト企業として認定されている。
住友ゴムグループは、地球環境への取り組みを経営上の最重要課題として位置づけ、持続可能な社会の実現に貢献し、社会から信用される企業グループを目指しており、この考え方を表現したCSRメッセージ「for you, for the earth (あなたのために、地球のために)」とともに様々な活動を行っている。
今回の報告では小沢環境大臣に対して、三野社長より、当社の「エコ・ファーストの約束」が計画通り順調に進捗していることが報告された。
住友ゴムグループの「エコ・ファーストの約束」
1. 地球温暖化の防止に向けた取り組みを積極的に推進します
重油から天然ガスへの燃料転換、コージェネレーションシステムの導入、全社員参加の省エネルギー活動等を進め、CO2排出量原単位を2010年に1990年比58%以下にします。
2. 循環型社会の形成に向けた取り組みを積極的に推進します
2008年3月に国内・海外のグループ全工場において、廃棄物埋め立て量1%未満を実現しましたが、2010年には全工場でこれをゼロにします。
3. 独自の先進性を発揮して、環境配慮商品の実用化を推進します
独自のシミュレーション技術を活用し、原材料と燃費の両面から、究極のエコタイヤである100%石油外天然資源タイヤを2013年に、さらに、転がり抵抗を50%低減したタイヤを2015年に開発完了することを目標に、研究開発を進めます。
エコ・ファースト制度とは
「エコ・ファースト制度」とは、環境保全に関する業界のトップランナー企業の行動を更に促進していくため、企業が環境大臣に対し、地球温暖化対策など、自らの環境保全に関する取り組みを約束する制度。
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