東急建設が建設現場への移動に電気自動車の活用を開始三菱オートリースとエネチェンジが車両導入と充電器の提供をサポート


建設現場の温室効果ガス削減を電気自動車導入により3社で推進


本取り組みの全体像
東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:寺田光宏、以下:東急建設)、三菱オートリース株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中野智、以下:三菱オートリース)、およびENECHANGE(エネチェンジ)株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:城口洋平、以下:エネチェンジ)は、電気自動車(以下:EV)の活用により、建設業界の温室効果ガス排出量削減に向けて共に取り組むことをお知らせします。

背景
持続可能な地球環境の保全は世界的な課題であり、国内でも各業界が注力しています。建設業界も例外ではなく、2050年のカーボンニュートラルに向け、日本建設業連合会では、車両・重機のCO2排出量削減に積極的に取り組んでいます※。工期に合わせて車両を使用する建設業界の特性上、工事期間中の移動車両には、調達の容易なガソリン車をレンタルすることが一般的です。このガソリン車をEVに替えることで、走行時のCO2排出量をゼロにできるほか、トンネル工事等の空気循環の芳しくない場所における労働環境の向上も期待されます。
日本建設業連合会HPより


取り組みの概要
東急建設は、脱炭素社会や循環型社会の実現に向けた取り組みが評価され、環境大臣から「エコ・ファースト企業」の認定を受けています。東急建設の「エコ・ファーストの約束」に掲げた“2030年度までに温室効果ガスの排出量30%削減”を達成するため、移動車両を電動化する取り組みを東急建設・三菱オートリース・エネチェンジの3社が協同で進めてまいります。
≪各社の役割≫
東急建設:建設現場においてEVの導入を推進し、1台あたり年間1.67tのCO2排出量を削減する。
三菱オートリース:走行性能・安全性能に優れたEVを提案・リース提供し、車検や点検などの車両管理を行う。
エネチェンジ:納車の時期に合わせてEV充電器を設置し維持管理を行うほか、充電量や充電にかかる電気料金のデータ解析を行う。


取り組みの詳細と展望
2024年3月、東急建設の谷本作業所(神奈川県横浜市)、学芸大学総合事務所(東京都目黒区)、伊勢崎作業所(群馬県伊勢崎市)に、合わせて4台の三菱ekクロスEVが納車、エネチェンジの6kWのEV普通充電器4基が設置されました。三菱オートリースは、東急建設の車両導入計画に合わせて、今後もEVの提案・リース提供を継続して行ってまいります。また、エネチェンジの充電器は、車両の増減や建設現場・作業所の変更といった使用実態に合わせた設置が可能であり、今後も最適な充電環境の提供を行ってまいります。



谷本作業所に導入されたEVと充電器
各社コメント
東急建設・価値創造推進室・サステナビリティ推進部 榊原 将
東急建設では「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」を3つの提供価値と定めています。
近年の急激な気候変動と相まって、建設現場職員の「脱炭素」への貢献意欲は特に強く、事務所と建設現場との距離がある工事では、「EVを採用したい」という声が多く上がっていました。
EVの導入に向けては費用や設備の準備などの課題がありましたが、この度三菱オートリース様とエネチェンジ様のご協力を賜り、建設現場にEV導入のスキームを作ることができました。今後もEVの導入、切り替えを推し進め、建設業界の「脱炭素」に貢献します。


三菱オートリース・本社営業本部長 粕谷 幸司
本事例は脱炭素社会の実現に向けた取り組みを牽引する東急建設様、ENECHANGE様と業務提携パートナーである三菱オートリースの3社連携により「建設現場のEV導入に関する不安や課題を解決した」事例だと感じています。今後もお客様の状況やステータスに合わせて、三菱オートリースが持つ独自のEVコンサルテーションプログラム「EV 4 CHANGE」で、EVシフトによる脱炭素化をサポートします。

■EVコンサルテーションプログラム「EV 4 CHANGE」について
EV 4 CHANGEは三菱オートリースによる社用車に関する総合的なソリューションを提供する独自のEVコンサルテーションプログラムです。EVの導入準備から運用方法までお客様と伴走するサポートで貴社のカーボンニュートラルにおける目標達成に貢献します。
EVコンサルテーションプログラムWEBサイト:https://mobitips.jp/service/ev


エネチェンジ・EV充電サービス事業部 内藤義久
「ビジネス・プラン」の第1号事例として、この新しい取り組みがエネルギーの持続可能な未来に向けた重要な一歩であると考えています。私たちはEV充電インフラ整備の豊富な実績を活かし、東急建設様のEVシフトによる脱炭素化を全面的にサポートします。今後はエネルギーマネジメントで、より効率的で環境に優しい車両運用を実現することを目指してまいります。

■EV充電エネチェンジ「ビジネス・プラン」について
導入台数No.1※のEV充電エネチェンジが提供する「ビジネス・プラン」は、EV充電設備の導入から運用までをトータルサポートし、企業におけるEVシフトの課題解決に貢献します。月額5,500円から利用でき、各車両の充電回数や充電量などの充電関連データの一元管理が可能になります。車両数や充電口数、充電器設置拠点数が拡張した場合には、社用EVの運行管理にとどまらず、充電設備及び法人全体のエネルギーマネジメントをお手伝いいたします。
※認証アプリ提供サービスでのEV普通充電器の設置口数(2024年3月時点、GoGoEV調べ)
EV充電エネチェンジウェブサイト:https://ev-charge-enechange.jp/


東急建設株式会社
東急建設は「安心で快適な生活環境づくりを通じて一人ひとりの夢を実現します」を企業理念として、渋谷や東急線沿線の開発で培ったまちづくりの技術・ノウハウを活かし国内外で建物建設やインフラ構築を行う総合建設会社です。2030年の企業ビジョン「VISION2030」の達成に向けた長期経営計画では「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」(3つの提供価値)を戦略の軸に掲げ、「人材」と「デジタル技術」を競争優位の源泉として、社会課題解決と持続的な企業価値向上に取り組んでいます。

所在地 :〒150-8340 東京都渋谷区渋谷1-16-14 渋谷地下鉄ビル
URL  :https://www.tokyu-cnst.co.jp/


三菱オートリース株式会社
三菱オートリースは自動車に係るリース、メンテナンス等の総合ソリューションサービスを展開しています。更に昨今では、EV を始めとする電動車の導入によるお客さまの脱炭素・カーボンニュートラルへの取り組みをサポートする EV コンサルテーションプログラム「EV 4 CHANGE」を展開しています。

所在地 :〒108-8411 東京都港区芝五丁目34番7号 田町センタービル
URL  :https://www.mitsubishi-autolease.com/


ENECHANGE株式会社
ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズに上場(現 東証グロース市場上場、証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。

所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋3−1−1 WeWork東京スクエアガーデン内14階
URL  :https://enechange.co.jp



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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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