エネチェンジ、EV向けワイヤレス充電の実証実験を開始の意向を表明


EV向けワイヤレス充電の世界的な先駆者であるWiTricityと提携し、将来のEVエコシステムに備えていきます

ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役CEO:城口洋平)は、WiTricityとの協業により、日本国内における電気自動車(EV)向けワイヤレス充電ソリューションの導入を検討することをお知らせします。エネチェンジは、この実証実験を通じて、電動モビリティの未来を再定義し、急速に進化している業界に変革をもたらしてまいります。


背景


現在、日本ではEVの普及が進んでおり、同時に全国的にEV充電インフラの整備も進められています。モビリティの急速な電動化に備え、特に自動運転が普及していく近い将来では、ワイヤレス充電技術がいずれ必要不可欠なものになっていくと考えられます。WiTricityのワイヤレス充電技術は、優れたEVユーザー体験を提供するだけでなく、充電プロセスを完全に自動化し、コードやプラグをなくすことで、メンテナンス費用を下げ、安全性の向上とスペースの最適化を進めます。エネチェンジは、日本全国でEV充電器を展開・導入してきた実績(累計受注台数 6,482台 *1)を活かして、WiTricityの技術の普及のサポートを行っていきます。

WiTricityは、従来のEV充電の考え方に変革をもたらします。WiTricityのワイヤレス充電技術は、地上に設置された充電パッドから、EVの下側に取り付けられた受信コイルに無線で電力を送信するため、充電ケーブルは必要ありません。同社独自の磁気共鳴技術は、2つの共鳴器による磁界共鳴方式により高効率な電力転送を可能にし、独自のチューニング技術により幅広い条件下における効率的な充電環境を実現しています。充電パッドは、住宅や車道のほか立体駐車場用などの地上設置型と、駐車場や縁石の塗装に埋め込む地中設置型があります。WiTricityの充電パッドは平らで共鳴範囲が広いため、車高の異なる乗用車からトラック・バスなどの商用車まで、幅広い車両に対して安定充電できる柔軟性を備えています。さらに、位置の許容範囲があるため、EVユーザーは充電するために車両の位置を完全に合わせる必要はありません。

エネチェンジは、ジャパン・エナジー・ファンド(JEF)が運営する脱炭素テックファンドを通じて、2022年7月にシーメンスAG、未来アセットキャピタルとともに、WiTricityに出資いたしました(プレスリリースへのリンクはこちら)。エネチェンジのEV充電サービス「EV充電エネチェンジ」は、現在、日本最大の普通充電(6kW)のEV普通充電器ネットワーク*2 を有しており、2027年までに最大300億円を投じ、国内で3万台のEV普通充電器の設置を目標に掲げています。エネチェンジのEV充電サービスは、EVユーザーの利便性を重視しており、将来的にはワイヤレス充電を導入することで、充電体験をよりシンプルにしていくことも検討してまいります。エネチェンジは、関連ファンドであるジャパン・エナジー・ファンド(JEF)を通じたWiTricityへの出資により、WiTricityの充電技術の既存および新規設備での実証実験を支援し、自動車のワイヤレス電動化を共に推進してまいります。


*1 エネチェンジ2023年12月期第2四半期決算説明資料より。受注情報は現地調査等の結果により変動する可能性があります。
*2 「EV充電エネチェンジ」は導入や運用の手間を最小限に電気自動車向けの充電設備が導入ができるEV充電導入台数No.1のオールインワンサービスです。(認証アプリ提供サービスでの、EV充電器(6kW)での設置台数、2023年5月時点、GoGoEV調べ)

WiTricityの技術について


WiTricityはEV向けワイヤレス充電の先駆者であり、車種を問わず、磁気共鳴技術の開発と実装をリードしています。同社の技術は広範な特許ポートフォリオに支えられており、SAE、ISO、GBを含むEV向けワイヤレス充電の批准済みの世界標準の基盤となっています。自動車メーカーや一次サプライヤーは、プラグイン充電の手間を省くことでEVの普及が加速し、将来の自動運転の舞台が整うことを、WiTricityに期待しています。
URL: https://witricity.com/
ENECHANGE株式会社 代表取締役社長 城口洋平からのコメント


エネチェンジのEV充電サービス事業は、すでに日本における6kWのEV普通充電器の導入を牽引している存在となっておりますが、EVユーザーに更に良い充電体験をご提供できるように、今後も最新技術の導入に邁進してまいります。EV充電における次のステップであるワイヤレス充電技術に今から取り組みを始めることで、エネチェンジのEV充電サービス事業の未来に向けて準備を進めてまいります。
EV充電エネチェンジについて


設置・月額費用0円から、導入や運用の手間を最小限に電気自動車向けの充電設備が導入ができるEV充電導入台数No.1のオールインワンサービスです。商業施設や宿泊施設など目的地となる場所への導入をはじめ、事業所やマンションなどへの導入も進んでいます。EV充電エネチェンジは、EVドライバー向けサービスも充実。充電スポットの検索はもちろん、誰もがいつでも充電器を利用でき、月額費用なく使った分だけ料金をお支払いいただくシンプルさが魅力です。またe-Mobility Powerや各自動車会社が発行する充電カードが利用できるようになり、利便性がさらに高まりました。

EV充電エネチェンジウェブサイト: https://ev-charge.enechange.jp/
X公式アカウント: https://twitter.com/enechange_ev
ENECHANGE株式会社


ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズ(現 東証グロース)に上場(証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。

名称  :ENECHANGE株式会社
所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋3−1−1 東京スクエアガーデンWeWork内14階
URL  : https://enechange.co.jp


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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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