駐車場を探してキョロキョロはもう古い!? 駐車場は「アプリ」で探す人が半数以上という調査結果に

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年末年始は何かと忙しくなるが、車で行き慣れない場所を訪れ、駐車場を探してキョロキョロ、グルグル…と苦労した経験はないだろうか。しかし、全国で駐車場事業を展開するパーク24の調査によれば、最近では半数以上の人がアプリを使って駐車場を検索し、現地で目視する人は減少しているという。あなたはアプリ派? それとも行き当たりばったりの目視派?

目次[開く][閉じる]
  1. 時間貸駐車場を選ぶ決め手は、距離と料金!
  2. 4年で急上昇! アプリ派が目視派を超え1位に
  3. アプリでリアルタイムの混雑状況まで分かる!

時間貸駐車場を選ぶ決め手は、距離と料金!

今回のアンケート調査では、パーク24を利用した会員約5000人に対し、時間貸駐車場の選び方や探し方についてをたずねた。

まず駐車場を選ぶ際に重視する基準だが、「目的地までの近さ」と「料金」が3位以下を引き離し、ほぼ同率トップとなった。以降は「最大料金の有無」「停めるスペースの広さ」「店舗提携による駐車料金割引の有無」が続き、少数意見としては「駐車場のキレイさ」「明るさ」も挙がった。大切な愛車を停めておく上で、やはり治安やセキュリティも大切なポイントといえるだろう。

年代が上がると、料金は気にしない!?

トップとなった「目的地までの近さ」と「料金」だが、回答を年代別に見ると、少し面白いことが分かる。

たとえば「目的地までの近さ」を気にする人は、20代以下で76%、30~40代は80%、50~60代以上で83%と、年代が上がるにつれてじりじりと増えている。

また逆に「料金」は20~50代が約80%なのに対し、60代以降は急に減って69%だ。経済的に余裕があるのか、あるいは気にしていられないのか、「金額にかかわらず近くに停めたい!」という気持ちがよく表れている。

4年で急上昇! アプリ派が目視派を超え1位に

続いて「駐車場は主に何を使って探していますか?」という質問だが、1位は「アプリ」で54%、2位「カーナビ」は41%、次いで3位が「現地で目視」39%という結果となった。

今の時代はアプリが主流と思われるだろうが、同じ調査をした2016年のアンケートでは1位が「現地で目視」50%、2位が「カーナビ」44%、3位が「アプリ」でたったの23%。なんと、この4年でアプリが2倍以上ポイントを伸ばし、主流であった目視派を追い落とすという、まさに下剋上のような勢いを見せたのだ!

年代別でもアプリ優勢! ただし40代以上はやっぱり目視も

再び今年の回答を年代別に見てみよう。アプリは若い人だけが使っているのかと思いきや、意外にも全年代で50%を超える使用率であり、その普及度の高さがうかがえた。

ただ、アプリに次ぐツールは30代以下が「カーナビ」であるのに対し、40代以上は「現地で目視」。アプリもカーナビもない時代に、駐車場がありそうな場所を嗅ぎつけるカンを培った最後の世代といえるかもしれない。

アプリでリアルタイムの混雑状況まで分かる!

2016年からの4年でアプリ派が急増した背景には、スマホの普及率や、頻繁なアップデートなどアプリ自体の利便性が向上したことも挙げられるだろう。

なお、調査元であるパーク24も早くからアプリ事業に着手しており、2011年に業界で初めてAndroid端末向けアプリをリリース、2013年にはiPhone版も開始している。

満車・空車情報を調べて、もうウロウロしない!

パーク24の駐車場検索アプリ「タイムズ駐車場検索」では、料金のほかリアルタイムの満車・空車情報まで確認できる上、「最大料金あり」「24時間入出庫可」など希望条件を絞って検索も可能だ。

せっかく駐車場を見つけたのに満車だった…というガッカリを防げる駐車場検索アプリは、今後もますます利用者が増えることだろう。これにより、無駄なウロウロのほか路上駐車や騒音など、二次災害といえるような諸問題も減っていけばいいことづくめである。

(※アプリご利用時の注意:道路交通法により、運転中にスマートフォンなどの携帯電話を使用することは禁止されています。安全な場所に停車してからご使用ください)

「時間貸駐車場」についてのアンケート調査概要

■調査会社:パーク24株式会社

■調査対象:タイムズクラブ会員

■調査方法:非公開型インターネットアンケート

■調査期間:2020年9月1日~同年9月7日

■有効回答者数:5051人

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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