新車の格付け、ホンダが初の総合No.1獲得!|2年連続トップのダイハツを抜きトップに

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顧客満足度に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワージャパンは、2020年日本自動車初期品質調査を実施。新車購入後2~9ヶ月経過したユーザーを対象に不具合経験を聴取し、自動車の初期品質に関するユーザー評価の結果を発表した。

目次[開く][閉じる]
  1. J.D. パワー 2020年日本自動車初期品質調査ランキング発表
  2. 不具合は減少傾向、全体的に品質改善が進む
  3. 不具合が減っても顧客満足度は向上せず
  4. 調査概要
  5. J.D. パワーについて

J.D. パワー 2020年日本自動車初期品質調査ランキング発表

ブランドランキング トップ15

■1位:ホンダ (51)

■2位:日産(53)

■3位:ダイハツ(56)

■4位:レクサス (60)

■5位:マツダ(61)

■6位:スズキ(62)/トヨタ(62)

■8位:スバル(63)

■9位:アウディ(72)

■10位:MINI(74)/三菱(74)

■12位:ボルボ(99)

■13位:メルセデス・ベンツ(103)

■14位:BMW(105)

■15位:フォルクスワーゲン(107)

※()内の数値が低いほど品質が高い

セグメント別:軽自動車 トップ3

■1位:ダイハツ ムーヴ キャンパス

■2位:ホンダ N-BOX

■3位:ダイハツ ミライース

セグメント別:コンパクト トップ3

■1位:ホンダ フィット

■2位:スズキ ソリオ

■3位:トヨタ パッソ

セグメント別:ミッドサイズ トップ3

■1位:スバル XV

■2位:ホンダ シャトル

■3位:トヨタ プリウス

セグメント別:ミニバン トップ3

■1位:トヨタ ノア

■2位:日産 セレナ

■3位:トヨタ ヴォクシー

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不具合は減少傾向、全体的に品質改善が進む

2020年調査における総合不具合指摘件数は、業界平均60(車両100台当たり平均60件の不具合指摘)と、6年間で24ポイント改善した。

調査を開始した2014年以降、最も品質改善が進んだ分野は「エンジン/トランスミッション」、次いで「内装」である。具体的な項目としては「AT/CVT‐変速中のもたつき/シフトタイミングが悪い」、「カップホルダーが使いにくい」、「室内の不快なにおい」などでの不具合指摘件数の減少が目立った。

不具合が減っても顧客満足度は向上せず

本調査では、不具合指摘とは別に総合的な品質に対する評価を10段階で測定しているが、2014年調査の平均7.66ポイントに対し、2020年調査では7.68ポイントと、ほとんど変化が見られない。品質改善が確実に進んでいるにもかかわらず、ユーザーの品質に対する満足度の向上がみられない実態が明らかになった。

この理由の一端としては、新車における安全装備や先進技術関連の装備率増加にともない、「車載ブルートゥースでの携帯電話/デバイスのペアリング/接続不良」や「車載音声認識システムが認識しない/誤った認識をすることがよくある」などの不具合指摘件数が増加していることが挙げられる。各メーカーにとっては、新たな品質不具合のテーマが浮き彫りになる形となった。

調査概要

今年で10回目の実施となるJ.D. パワー 2020年日本自動車初期品質調査とは、年に1回、新車購入後2~9カ月のユーザーを対象に、所有する自動車の不具合経験についての評価を8分野(外装、走行性能、装備品/コントロール/ディスプレイ(FCD)、オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーション(ACEN)、シート、空調、内装、エンジン/トランスミッション)233項目で聴取。自動車の初期品質に関するユーザー評価を明らかにする調査である。

なお、すべての不具合項目は車100台当たりの不具合指摘件数として集計され、数値が低いほど品質が高いことを示す。

■名称:J.D. パワー 2020年日本自動車初期品質調査

■実施期間:2020年5月~6月

■調査方法:インターネット

■調査対象:新車購入後2~9ヶ月経過したユーザー

■回答者数:19,435人

J.D. パワーについて

J.D. パワーは消費者のインサイト、アドバイザリーサービス、データ分析における国際的なマーケティングリサーチカンパニーです。企業の顧客満足度改善やパフォーマンス向上のソリューション提供のため、現在、北米、南米、アジアパシフィック、ヨーロッパでビジネスを展開している。

また、MOTAと協業しており、サイト内にて新車選びの新指標となる「J.D. POWER スコア」と総評を提供。ユーザーのリアルなアンケート結果の収集や分析において、世界的に高い評価を得ている。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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