登下校のスクールゾーンへの車の侵入、半数以上が“見た”|交通マナーに関するアンケート調査結果

「歩行者と自転車、自動車の交通マナー」に関するアンケート調査結果公開

地域コミュニティーサービス「マチコミ」を運営するドリームエリア株式会社は2019年6月18日、「歩行者と自転車、自動車の交通マナー」に関するアンケート調査結果を公開した。

調査概要

■調査対象期間:2019年06月13日~同年06月17日

■調査方法:インターネット調査

■調査対象:「マチコミ」利用者 有効回答者数 3万5591名

>>信号のない横断歩道で歩行者、運転者はどうする? 調査結果をグラフで見る

半数が登下校時間のスクールゾーンに車が侵入しているのを見たと回答

昨今ニュースでも話題になることの多い子どもの通学路での事故や事件。「登下校時間のスクールゾーンに車が侵入しているのを見かけることがありますか?」という質問に対しては、約50%が「ある」と回答した。多くの方が、子どもの通学路に何かしらの危険を認識していることが予想される。

抜け道として利用する等の確信犯だけではなく、標識の見落としも多いと思われる。スクールゾーンの入り口に看板を設置し侵入を防止するエリアもあるが、登下校時間帯の協力者が不足しているエリアでは、看板を設置出来ないところも多いようだ。

行政負担による監視員の設置や、標識を目立たせること、ドライバー自身の意識向上が必要だと考えられる。

また意外と知られていないのが、スクールゾーンであっても、警察署の通行許可証があれば通行できる場合がある。スクールゾーン=車は絶対にこない、ではないので注意が必要だ。

赤信号の横断歩道を渡ってしまうことがある 42%

「赤信号の横断歩道を、ついつい渡ってしまうことはありますか?」という質問に対して、「安全であれば渡ることもある」(13%)、「子どもがいない時、安全であれば渡る事もある」(29%)と合わせて、42%が赤信号の横断歩道を渡ることがあると回答した。

子ども達が大人の行動を見ているケースもある。軽い気持ちの交通ルール違反、社会全体で子どもの教育を考える必要がある。

35%が、自転車に乗る際に、子どもにヘルメットを着用させない場合もある

「お子様は自転車に乗る際、ヘルメットを着用していますか?」という質問に対しては「着用しないこともある」(14%)、「着用していない」(21%)と合わせて35%が、自転車に乗る際に、子どもにヘルメットを着用させない場合もあることがわかった。

自転車事故で死亡した人の約7割が頭部に致命傷を負っているとのデータもある。車通りが少ないとしても、車に巻き込まれる事故だけではなく、単独事故も考えられる。家庭内での意識向上が必要だ。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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