三菱ふそう、国産初EVトラック「eキャンター」川崎工場で生産開始

三菱フソ― eキャンター

三菱ふそうは、環境に優しい、電気小型トラック「eキャンター」の生産を川崎工場にて7月より開始した。

「eキャンター」は、今日の都市が抱える、騒音や排出ガスの課題を解決する答えとして、三菱ふそうが川崎にて開発した車両である。

走行距離は、配送トラックの1日の平均走行距離である100km以上を確保している。「eキャンター」は、国産初の量産電気トラックとして、9月に正式発表を予定しているという。

 今回の生産は、国内向け車両として、2017年内に50台組立を行う。その内の25台は、株式会社セブン-イレブン・ジャパンに納入が決定しているという。

 また7月下旬より、連結子会社三菱ふそうトラック・ヨーロッパ(Mitsubishi Fuso Truck Europe-Sociedade Europeia de Automoveis, S.A.)のトラマガル工場(ポルトガル)にて、欧州・北米向けの車両100台の生産を開始する計画である。

 三菱ふそうは、生産開始に先駆けて、2017年5月に川崎工場内に国内で初めて電気トラック用の急速充電設備「EV Power Charger(EVパワーチャージャー)」を開設している。

 「当社は、2020年までにフルレンジの電動車両の導入を計画しており、三菱ふそうは、電動化技術において業界のフロントランナーを目指します」と、ライフサイクル・マネージメント本部長 オリバー・クルッグは言う。

「川崎工場は、電動化技術の開発・生産拠点としての役割を担います。今後は、電気トラック用のコンポーネントの生産を含めた体制作りを計画しております」と、生産本部長 スヴェン・グレーブレは述べている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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