富士通テン、電子スキャン方式ミリ波レーダー生産100万台達成
富士通テンは、2016年10月に電子スキャン方式 ミリ波レーダー(Electronically Scanning Radar:以下、ESR)の 生産100万台を達成した。2012年から生産を開始し、3年11ヶ月目の達成となる。
中津川工場(現:富士通テンマニュファクチュアリング株式会社中津川工場)では、2012年の生産開始以降、累計100万台を達成したことを記念し、2016年12月16日に式典を行った。
今後もさらに、Q(品質)・C(コスト)・D(納期)+E(エンジニアリング)に優れた製品を提供していくとしている。
■電子スキャン方式ミリ波レーダー(ESR)とは
電波の位相差を利用し、ターゲットの角度位置を検知するレーダー。先行車に対して安全な車間距離を保って追従走行するAdaptive Cruise Control(ACC)をはじめ、衝突を予測し警報やアクティブブレーキ等を使って衝突時の被害を低減するAutonomous Emergency Braking(AEB)など、多くの自動車メーカーで採用されている。
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