これが次期型パジェロか!?航続距離1,200km以上実現の三菱『GT-PHEV Concept』世界初披露

トリプルモーター方式のプラグインハイブリッド搭載SUV

三菱自動車の次世代フラッグシップSUV『GT-PHEV Concept』

三菱自動車は、2016年9月29日(木)から[一般公開は10月1日(土)から]10月16日(日)まで、フランスのパリで開催される2016年パリモーターショーに「Driving Beyond SUVと電気の力で、一歩先へ。」をテーマに、大地を疾走するグラウンドツアラーというコンセプトのもと、トリプルモーター方式のプラグインハイブリッドEVシステム(以下、PHEVシステム)を搭載した次世代クロスオーバーSUV のコンセプトカー『MITSUBISHI GT-PHEV Concept(ミツビシ・ジーティー・ピーエイチイーブイ・コンセプト)』を世界初披露すると発表した。

>>次期型パジェロ?「GT-PHEV Concept」を写真でチェック

『MITSUBISHI GT-PHEV Concept』概要

『MITSUBISHI GT-PHEV Concept』は、様々な路面状況に対応する次世代クロスオーバーSUVの最上級モデルという位置づけのコンセプトカーとなる。これが近い将来の次期「アウトランダーPHEV」、あるいは「パジェロ」の後継モデルとなるか、詳細は明らかにされていないが、非常に気になるモデルである。

デザイン面では、大地を疾走するグラウンドツアラーというコンセプトのもと、「Functional Beauty(機能に基づく美しさ)」、「Augmented Possibility(可能性を拡張するデザイン)」、「Sculptured Dynamism(ダイナミズムを刻むデザイン)」、「Japanese Craftsmanship(日本の匠の美しさ)」を追求したデザインを採用。

フロントフェイスは人とクルマを守る機能を表現した「ダイナミックシールド」コンセプトを採用し、存在感のある押し出しの強いフロントフェイスとしている。

また、サイドビューは水平基調で纏めたフォルムとして最上級クロスオーバーSUV にふさわしい上質感と走りの安定感を表現。さらに、金属の塊から削り出したような筋肉質で重厚感のあるボディは、凝縮された力強さを表現しながら、細部を精巧に造り込むことによって上質なスタイリングとしている。

インテリアでは、インストルメントパネルを水平基調のデザインとすることで広々とした空間とし、ドライバーが走行時の車体姿勢の変化を体感しやすくした。また、インストルメントパネル、これに繋がる高いコンソールにより包まれ感のある形状として乗員に安心感も提供。エクステリアのルーフとカラーコーディネートを図ったバーガンディ色(ワインのような深く濃い赤紫色)の本革を仕立て良く張り込むことで、上質で居心地のよい室内空間としている。

EV航続距離120km、総航続距離1,200km以上!?

三菱自動車の次世代フラッグシップSUV『GT-PHEV Concept』

技術面では、先進かつ独自のトリプルモーター方式のPHEVシステムなどにより、優れた環境性能の実現はもとより、ドライバーの運転技量に関わらず、様々な天候・路面において安心して楽しく思い通りに走ることを可能とした。

PHEVシステムは、次世代の大容量駆動用バッテリー、高出力・高効率のトリプルモーター、発電・動力性能を向上させたPHEV専用エンジンなどで構成し、グラウンドツアラーに求められる力強い走りを実現するとともに、EV航続距離を120km、総航続距離を1,200km以上として、快適なロングドライブを可能にしているという。

また、フロントに1基、リアに2基で構成するトリプルモーター方式のフルタイム4WDと車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」によって高次元の操縦安定性を提供。

さらに、通信と車載カメラやセンサーで事前に得たルート・天候・路面などの情報をもとに、きめ細かい電費・燃費といった消費エネルギーマネージメントや、様々な状況に適した四輪統合制御を行うことで、『MITSUBISHI GT-PHEV Concept』の性能と機能を最大限に引き出すとしている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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