タカタと三越伊勢丹がコラボしたチャイルドシートの第2弾「Child Guard 1.0」発売
シートベルト、エアバッグ、チャイルドシートなどの自動車用安全システムを提供する専門メーカーであるタカタは、三越伊勢丹とコラボレーションしたISOFIXチャイルドシートの第2弾製品を、9月14日より三越伊勢丹店舗、オンラインストアにて発売する。本体価格は8万円(税別)。
両社が2014年に発売した第1弾ISOFIXチャイルドシート「takata04-ifix」は、シートとベースが外せるセパレート機能が搭載され、車内での取り付けがしやすいと好評を得ている。
今回ラインナップに加わった第2弾となるISOFIX限定モデル「Child Guard 1.0 」は、パパ・ママから要望の多い、シート回転機能を備えたチャイルドシート。カンタン操作でクルマのドア側へシートを回し、子供をラクラク、スムーズに乗せ降ろしできるので、クルマに乗る際のパパ・ママの負担を軽減する。
また、シートクッションは、クルマの内装色に合わせやすく高級感のある黒色をベースに仕上げ、上品さと重厚感を演出した。
チャイルドシートの取り付けは、世界的にも「誤った使用(ミスユース)」が多く、2015年度の警察庁とJAFの合同調査でも、使用者の54.5%がミスユース有りと判断されている。そのミスユースの多くは、クルマのシートベルトの締め付け不足によるものである。
こうしたミスユースを防ぐ対策として、クルマのシートベルトを使わずに、チャイルドシートを、クルマ側の専用金具と直接固定するISOFIX方式が国際標準として規格化された。
タカタは、このISOFIX方式の国際規格化に、国際会議で議論が開始された80年代後半から参画しており、1997年より製品開発を進めてきた。タカタは、三越伊勢丹限定モデルの発売を機に、ISOFIXチャイルドシートのさらなる普及を目指していくとしている。
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