富士通テン、ドライブレコーダー実態調査を実施 ～事故時には約7割のユーザーが「役に立った」と回答～

ドライブレコーダーって、本当に役に立つの？

富士通テン株式会社は、男女400名を対象としたドライブレコーダーに関するアンケート調査を実施した。

調査対象者は、ドライブレコーダーが搭載されている自家用車を保有しており、月1回以上運転している20～69才の男性200名・女性200名。

ドライブレコーダーがあると「事故後の処理が有利に進む」

まず、ドライブレコーダーで最も重要な「事故時の有用度」について、ドライブレコーダー装着による事故経験者の実体験として約7割のユーザーが「役に立った」と回答。

役に立った理由としては、「事故の様子・真実がわかった」「証拠になった／相手の非を証明できた」「保険交渉が有利になった」など、事故後の処理が有利に進んだという意見が多くみられた。

また、役に立たなかった理由としては「死角や画像の枠外で必要な情報が映らなかった」「後部からの事故で映らなかった」という回答も少数だがあった。

6割が購入に満足しているものの、基本性能については不満点も

利用満足度については、総合で見ると約6割の人が「満足」という結果に。

個別の項目では、「付けていると安心できる」とお守り的な役割が最も多いが、約半数のユーザーで満足していないのが、「夜間、逆光でも撮れる」「真夏、寒い時でも撮れる」「画像がピンボケしない」等、様々な環境下で綺麗に撮れるという基本性能に関する不満点が多かった。

ドライブレコーダーは基本性能の高い製品を！

今回の調査によって、ドライブレコーダーは購入後の満足度が高く、特に事故の際には役立つことが分かった。だが、安価な製品を購入することで基本性能に不満を抱いてしまうこともあるため基本性能の高い、とくに視野角の広い機種や後部カメラの機能も備えている機種の購入をおすすめしたい。

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