ブリヂストン、東京小平市の開発・生産拠点を再構築 ~研究開発施設を拡充し、グローバルイノベーション発信基地へ~

小平市にある拠点の航空写真
完成イメージ図

ブリヂストンは、将来に向けた技術及びビジネスモデルのイノベーションを加速させるため、東京都小平市にある開発・生産拠点を再構築する。研究開発施設を拡充し、グローバルでの商品やサービスを支える研究開発体制を強化することで、継続してイノベーションを生み出す価値創造の拠点を目指す。

ブリヂストンは中期経営計画において「技術・ビジネスモデルイノベーション」の促進を掲げ、様々な取り組みを行っている。研究開発分野においては、商品単体の技術開発にとどまらない新たな顧客価値を生み出すビジネスモデルの提案を目指し、基盤となる基礎研究、生産技術および試験・評価方法を強化する。また、社外との積極的な連携によるオープンイノベーションを推進し、このために人材や技術の交流を促すインターフェース機能を充実させた施設を小平に新設する。投資額は現時点で約300億円規模を想定しており、2017年着工予定。

同時に、敷地内にある東京工場については、乗用車用(PSR)及び小型トラック用ラジアルタイヤ(LTR)の生産を他の国内工場へ移管・集約し、国内生産の競争力強化を図る。航空機用ラジアルタイヤ(APR)の生産は継続し、安定供給の役割を引き続き担っていく構え。

これにあわせて、滋賀県彦根市にある彦根工場では設備投資を実施し、グループを代表するフラッグシップ工場として断トツの競争力を目指す。最新鋭の技術・設備を導入し、IT化や自動化を含めた生産ラインの再設計を行うことで、より一層の品質向上と生産効率の改善を図る。投資額は約150億円で、2016年から開始し、2020年までに完了する予定。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる