ボルボ、新プラットフォームでコンパクトカーを開発

CMAプラットフォーム
CMAプラットフォーム

ボルボ・カーズは、コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)のプラットフォームをベースに、コンパクトカーのラインナップを拡大し、新たなセグメントに参入すると発表した。

CMAは、ボルボのSPAプラットフォームの小型車版で、SPA同様の先進性を備えており、CMAから生み出される最初の新型車は2017年の発売を予定している。

ボルボは、CMAを2017年に導入することにより、将来のすべてのボルボ社はCMAとSPAの2種類の汎用性のあるモジュラープラットフォームをベースに開発されることになる。

SPAとCMAの同時開発は、ボルボの商品リニューアルと成長戦略の基礎となり、今後4年以内の全ラインナップの刷新と、年間販売台数を80台に引き上げることを目標にしている。

CMAによって、コンパクトカーの顧客にも、SPAをベースにした上級モデルと同様の高度な安全性や機能性を提供することが可能になるという。

SPAとCMAの共用技術には、パワートレーン(通常エンジンとプラグインハイブリッドの両方)、インフォテインメント、空調、データネットワーク、そして2020年までにボルボ新車に乗車中の死者、重傷者をゼロにする安全システムが含まれる。

ボルボの研究開発担当上級副社長のピーター・メルテンス氏は、「CMAのフレキシビリティが、ボルボの技術者やデザイナーの自由度を与えました。幅広い魅力的な新装備を考案・導入する一方で、ドライバビリティの向上、世界基準の安全装備やコネクティッドカー技術の提供も実現しました。」と語った。

CMAはまた、幅広い車種でパワートレーン、電送システム、様々は複雑な要素を同じアーキテクチャーに組み込むことが可能となり、将来のボルボの生産方式を変えることになり、コスト面でスケールメリットを生み出し、生産工程の更なる合理化も可能になるという。

ボルボのCMAは当初から電動化を想定して設計されている。新アーキテクチャーのために専用設計された新しいツインエンジン・プラグインハイブリッド車を設定している。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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