カワサキ、「Ninja H2」など新型4機種を「ミラノショー2014」に出展

川崎重工は、イタリア・ミラノ市で11月6日~9日まで開催された、国際オートバイ・スクーター専門見本市の「EICMA(ミラノショー2014)」に、欧州向け2015年新型4機種を出展した。

今回カワサキは、ハイパフォーマンススポーツモデル「Ninja H2」と「Ninja H2R」を出品。川崎重工グループの技術を結集し開発した完全自社製スーパーチャージドエンジンにより、圧倒的な加速力を実現した。新設計のトレリスフレームや先進のエアロダイナミクス導入により、高次元のスポーツライディングを楽しむことができる。

また、スーパースポーツモデルが持つパフォーマンスと、ロングツーリングが楽しめる快適性を兼ね備えたスポーツツアラー「1400 GTR」を出品。ウインドスクリーンやシートの進化により、ロングツーリング時の快適性が一段と向上された。

さらに、初心者から上級者まで、幅広い層のユーザーに対応するネイキッドスポーツモデル「Z300」を出品。全域でパワーにゆとりのあるエンジンと安定性の高いシャーシの組み合わせにより、気軽にスポーツライディングが楽しめ、スタイリングはアグレッシブでZシリーズらしさが表現された。

上記4機種に加え、今春アジア市場に導入し人気を博したスポーツモデルで、欧州市場への導入が決定した「Ninja 250SL」と「Z250SL」も出品された。

▼ニューモデルの概要

「Ninja H2」および「Ninja H2R」

カワサキ Ninja H2

川崎重工グループの技術を結集し開発したハイパフォーマンススポーツモデル。998cc水冷4ストローク並列4気筒のスーパーチャージドエンジンにより、既存モデルにはない強烈な加速力を達成した。新設計のトレリスフレームは優れた剛性バランスで、直進安定性とスポーティなコーナリングを実現する。タンクやカウルには銀鏡塗装を施し、深みのある艶を与えた。

公道向けモデル「Ninja H2」は、200psの出力を発揮。サーキット専用車の「Ninja H2R」は、300psを超える出力を発揮し、アッパー/ロワーウイングが車体にダウンフォースを発生させ、超高速域での安定性を高めている。

「1400GTR」

カワサキ  1400GTR

スーパースポーツモデルが持つパフォーマンスと、ロングツーリングが楽しめる快適性を兼ね備えたスポーツツアラー。1,352cc水冷4ストローク並列4気筒エンジンやアルミモノコックフレーム、倒立フロントフォークなど、スーパースポーツモデルと同等の基本構成はそのままに、ベンチレーションコントロール付き電動アジャスタブルスクリーンや新設計シートの採用により、快適性が向上した。

また、先進のブレーキシステム「K-ACTABS」のセッティングを改良し、よりナチュラルなフィーリングを実現。また、フルダブルステッチを採用したシートやトップケースなど純正アクセサリーを設定し、様々なニーズに対応する。

「Z300」 

カワサキ  Z300

初心者から上級者まで、幅広い層のユーザーに対応するネイキッドスポーツモデル。296cc水冷4ストローク並列2気筒エンジンは、低中速回転域でのトルクのスムーズさと、高速回転域でのパワフルな吹け上がりを両立、エキサイティングなパワーフィーリングを提供する。

高張力鋼フレームや140mm幅のリアタイヤ、アシスト&スリッパークラッチを採用し、スポーティなハンドリングが楽しめる。コンパクトなフロントカウルにシャープなヘッドライト、フラットで幅広なハンドルバー、スリムなテールカウルにより、Zシリーズらしいアグレッシブなスタイリングとなっている。

「Ninja 250SL」

アクティブライディングを楽しめるスポーツモデル。249cc水冷4ストローク単気筒エンジンは、低中速回転域では力強いトルクを、高速回転域では伸びやかな吹け上がりを実現した。スリムで軽量、コンパクトなトレリスフレームの採用により、俊敏なハンドリングを楽しむことができる。他のNinjaシリーズ同様に、アグレッシブなデザインのフルカウリングと、後端部分を絞ったタンクまわりの形状により、ストリートで映えるスリムでセクシーなスタイリングを実現した。

「Z250SL」

アグレッシブなライディングを可能にするネイキッドスポーツモデル。249cc水冷4ストローク単気筒エンジンとトレリスフレームの組み合わせにより、スリムでコンパクト、軽量なパッケージを実現した。フラット形状のワイドハンドルバーを採用したことで、スーパーネイキッドの醍醐味である身体を積極的に使ったダイナミックなライディングが楽しめる。また、先鋭的なヘッドライトカウルやシュラウドにより、Zシリーズ特有のアグレッシブなスタイリングとした。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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