ホンダ、新型「アコード」にロジウム使用量を50%低減した新触媒を採用
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ホンダは、2012年9月19日から米国で販売開始する北米仕様の新型「アコード」に、新たに触媒に使用する貴金属の一種、ロジウムの使用量を50%低減した新触媒を採用したと発表した。
触媒に使用されるプラチナ、ロジウム、パラジウムなどの貴金属は、世界の自動車生産台数の増加と世界的な排出ガス規制の強化を背景に、今後も需要の高まりが予想されている。これまでホンダは、触媒に使用する貴金属の低減に取り組んでおり、すでにプラチナを全く使用しない触媒を実用化し、北米仕様の現行アコードより採用している。
新触媒は、排出ガスの還元浄化性能に優れるロジウムの一部を、酸素の吸放出速度を高めたパラジウムに代替することにより、現行アコードに対してロジウムの使用量を50%低減、貴金属の総使用量としても22%低減している。
これにより米国カリフォルニア州の低公害車基準LEVII法規のSULEVカテゴリーに適合し、新触媒のコストを37%削減している。
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