横浜ゴム、参戦予定の「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」が山火事で延期に
6月27日(現地時間)、横浜ゴム(株)が参戦を予定していた米国コロラド州の「2012パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は、コロラド州を中心として発生している山火事により、開催の延期が決定した。
当初、同レースは7月8日の開催予定となっていた。大会事務局は、今年夏の開催に向けて再スケジュール化を進めており、正式開催日は2週間以内に発表される予定だ。
「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は“雲に向かうレース”と呼ばれ、標高2,862mのスタート地点から4,301mの頂上まで、約20kmを一気に駆け上がるレース。
米国では「インディアナポリス500」に次いで2番目に長い歴史を持ち、今年で90回目の開催となる。
横浜ゴムでは、4年前から同レースへEVレーシングカー(電気自動車)での参戦を続けており、今年は低燃費タイヤ「BluEarth-A(ブルーアース・エース)」を装着したEVレーシングカーでの参戦を予定している。
また、今年は同じくEVクラスに参戦する哀川翔監督の「Show Aikawa World Rally Team」をサポートし、グローバル・フラッグシップ・ブランドタイヤである「ADVAN(アドバン)」の「ADVAN A048」を供給する予定だ。
なお大会延期を受け、横浜ゴムのEVレーシングカーは、7月1日、カリフォルニア州モントレーで開催される「ラグナ・セカ」の電気自動車レースのタイムアタックに、事前走行テストを兼ねて参戦するとしている。
この記事にコメントする