新型車解説

レクサス新型NXデビュー直前！現行モデルの内外装を振り返り解説

公開日:2021/10/06 12:00 最終更新日:2021/10/06 12:26

次世代LEXUS（レクサス）の幕開けを象徴する第1弾モデルに位置付けられ、デザインを刷新した2代目の新型「NX」が、2021年10月にも国内で正式発表を行う模様だ。フルモデルチェンジ間近なNXデビューを目前に控え、今回は改めて現行型の初代NXを振り返っていく。

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RXと並ぶレクサスで人気のミドルサイズSUV「NX」

トヨタが展開する上級車ブランドのレクサスに用意されるミドルサイズSUVのNX。初代モデルにあたる現行型は2014年7月より日本で発売開始。一回りボディサイズの大きいRXと並ぶ大ヒットモデルとなった。

レクサス NXのボディサイズは全長4640mm×全幅1845mm×全高1645mm、ホイールベースは2,660mm。

外観デザインは、オーバーハング（前後の車軸から外側にあるボディの部分）を切り詰めて、背を低めに設定し塊感を演出している。レクサス共通のアイコンあるスピンドルグリルは複雑な形状でデザインされ、前後のフェンダーを張り出させたり、ドアパネルにも鋭角的なラインが入るなど全体的にスポーティなデザインだ。

インパネの中央付近は、エアコンのスイッチが収まる部分が手前に張り出した特徴的なデザイン。シフトそばにはノートPCのようなタッチパットで手元操作が可能な「リモートタッチ」が備わっており、やはり手元への目線移動なしに操作が可能な配慮が施されている。

2017年9月のマイナーチェンジでは、センターディスプレイを10.3インチに変更。また、2019年4月の一部改良では予防安全パッケージの「Lexus Safety System＋」の各機能を進化させている。

フロントシートは座面は若干硬めでサポート性を重視するが、快適な乗り心地を提供する。

リアシートは足元空間が広い。身長170cmの大人4名が乗車すると、後席に座る乗員の膝先には握りコブシ2つ半の余裕がある。頭上にも握りコブシ1つ分の空間があり体格の大きな大人が乗ってもさほど窮屈感はない。

荷室容量は、5人乗車時でも555リットルを実現（NX300h）。同様に5人乗車時で約950mmの奥行きがあり、9.5型ゴルフバッグを4個収納することが可能。デッキボード下にも収納があり、使い勝手は良い。

ここまで現行型NXの内外装を紹介してきたが、特に細部のデザインなどは、フォトギャラリーもぜひチェックしてみてほしい。

筆者望月達也（MOTA編集部）

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

監修者樺田卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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