ジープ ラングラー 2リッターターボ 実燃費レポート|本格SUVの実力を試す!(4/6)
- 筆者: 永田 恵一
ラングラー 実燃費レポート|高速道路編
■ラングラー 高速道路での実燃費:12.9km/L
高速道路実燃費 | カタログ燃費 JC08モード | |
---|---|---|
ラングラー 2リッター ガソリンターボ | 12.9km/L | 11.5km/L |
ランドクルーザープラド 2.8リッター ディーゼル | 14.1km/L | 11.2km/L |
ラングラー 2リッターガソリンターボは高速道路で12.9km/Lという、多くの人の想像を上回るであろう燃費を記録した。
高速道路編では、動力性能を中心にお伝えする。
動力性能は1950kgという見方によっては案外軽い車重に対し272馬力のため、追い越し加速や高速道路の本線合流といったアクセルを深く踏んだ際には十二分な瞬発力を持つ。
エンジンの回転フィールは、ややスムーズさに欠けるというかラフなところもあるが、これもアメ車やラングラーのキャラクターを考えれば、クルマに似合っているとも言える。
なおATのトップギアとなる8速で時速100キロ走行中のエンジン回転数は、1500回転と低く抑えられており、8速に入るタイミングはDレンジで時速95キロ、マニュアルシフトで時速90キロといったところだった。
高速道路での乗り味も劇的に進化していた
高速道路での走行安定性は、テスト車が悪路も視野に入れたオールテレインタイヤを履いていたせいもあるのか横風も含め少しフラフラすることもあったが許容できる範囲で、先代ラングラーに比べれば劇的に進化したと言えるだろう。
騒音については、高速道路でもエンジン音がほとんど聞こえない代わりに風切音が非常に大きいが、これも許容できる範囲だ。
また現行ラングラーはロールバーにウーファーが付くこともあり、CDドライブがないのでスマートフォン経由で聞いてみると、迫力ある重低音に加え音質も最大音量でも割れないきれいな音で、オーディオには定評あるアメ車らしい素晴らしいものだった。
テストしたラングラーの運転支援機能的なものは、通常のクルーズコントロールくらいだが、クルーズコントロールをほどほどのペースにセットし、オーディオで音楽を楽しみながら空いた高速道路を走ると、アメ車らしい大らかな気分でどこまでも行けそうな気がするほど快適で、硬派に見えるラングラーがアメ車らしい快適性を備えている点にも驚かされた。
>>ラングラー 実燃費レポート|総合実燃費編[次ページへ続く]
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