ジープ ラングラー 2リッターターボ 実燃費レポート|本格SUVの実力を試す!(3/6)
- 筆者: 永田 恵一
ラングラー 実燃費レポート|郊外路編
■ラングラー 郊外路での実燃費:10.7km/L
郊外路実燃費 | カタログ燃費 JC08モード | |
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ラングラー 2リッター ガソリンターボ | 10.7km/L | 11.5km/L |
ランドクルーザープラド 2.8リッター ディーゼル | 13.9km/L | 11.2km/L |
ラングラー 2リッターガソリンターボは郊外路で10.7km/Lという、ここでも十分許容できる燃費を記録した。
郊外路ではハンドリングと乗り心地の劇的な進化を確認できた。
筆者の記憶にある先代ラングラーは、乗ったのが悪路走破性を重視したグレードだったというのも大きいと思うが、直線ではフラフラと不安定で、コーナーではグラグラと大きくロールし、東名高速の御殿場から大井松田のような、下りながらコーナーが続くようなところでは怖さを感じ、乗り心地も常にガタガタとするという具合だった。
ハンドリングもしやすく乗り心地も快適
テスト車は、上級グレードの「ルビコン」に比べると“若干”悪路走破性が低い仕様というのもあるにせよ(それでも日本ではラングラーの悪路走破性を50%も使う人はほとんどいないだろう)、ハンドリングは操作に対し車の動きがスローでないどころかドッシリとしながら正確だ。
ハンドルも重くなく、コーナーでのロールもいわゆるSUVと言われるジャンル全体で見ても小さく、先代ラングラーのイメージで乗ると目が覚めるようである。
乗り心地もラダーフレーム構造のためか路面状況によってはコツコツとした硬さを感じることもあるが、全体的には路面からの衝撃をシッカリ受け止めてくれるという印象で、快適だ。
いずれにしても現行ラングラーに昔の船のようなアメ車、ジープブランドやラングラーの悪路を走るためのクルマというイメージで乗った人はいい意味でビックリするに違いない。
>>ラングラー 実燃費レポート|高速道路編[次ページへ続く]
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