日産 新型スカイライン 3.5リッター ハイブリッド 実燃費レポート|日産を象徴するスポーツセダンの実力を試す(5/6)
- 筆者: 小鮒 康一
- カメラマン:小鮒 康一・小林 岳夫
スカイラインハイブリッド 実燃費レポート|総合実燃費編
■新型スカイライン HYBRID GT Type SP 総合実燃費:15.11km/L
総合実燃費 | |
---|---|
新型スカイライン HYBRID GT Type SP | 15.11km/L |
スカイライン HYBRID 2014年モデル | 15.0km/L |
ということで、今回の新型スカイライン ハイブリッドの燃費テストは、街乗り・郊外路・高速道路と合わせて177.1kmを走り、総合実燃費は15.11km/Lであった。
これはJC08モード燃費の14.4km/Lを超える結果となっている。2トンに迫る車重と3.5リッターV6エンジンを搭載するハイブリッドモデルということを考えれば非常に満足のいく燃費性能と言えることは間違いない。
また、運転支援システムのプロパイロット2.0の制御も素晴らしく、長距離移動をするならスカイライン ハイブリッド一択、と言っても過言ではない仕上がりとなっていたのも印象的だった。
しかし、スカイラインのハイブリッドモデルは約550万円~と非常に高額であり、純粋なスポーツセダンとして考えるとBMWの3シリーズやメルセデスベンツのCクラスと価格差はほとんどなくなってくる。そのため、何を重視してクルマを選ぶかでチョイスも変わってくるだろう。
プロパイロット2.0は素晴らしかったが、本領を発揮するのはこれが300万円台前半の車両に装着されるようになってからかもしれない。
次回はスカイライン史上最高の出力を誇るスポーティグレード“400R”をレポート!
2019年9月17日から発売された新型スカイライン。その中でも受注段階から割合の半分を占めるオーダーを受けていたのが、スポーティグレードに位置づけられている400Rだ。
400Rは、3リッター V6ツインターボエンジンを積み、スカイラインの中でも最もパワフルな最高出力 405PSを発揮する。
次回は、そのスカイラインのグレードラインナップでも注目度の高い400Rの実燃費を今回同様、自動車ライターの小鮒 康一氏が徹底検証する。 お見逃しなく!
[筆者:小鮒 康一/撮影:小鮒 康一・小林 岳夫]
日産 スカイライン 3.5 ハイブリッド GT タイプSP 主要スペック比較表 | |
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車種名 | スカイライン |
グレード名 | 3.5 ハイブリッド GT タイプSP AT |
価格(消費税込み) | 605万円 |
全長×全幅×全高 | 4810mm×1820mm×1440mm |
ホイールベース | 2850mm |
駆動方式 | FR |
車両重量 | 1840kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | V型 6気筒 DOHC |
総排気量 | 3498cc |
エンジン最高出力 | 225kW(306PS)/6800rpm |
エンジン最大トルク | 350Nm(35.7kg・m)/5000rpm |
トランスミッション | フロア 7 |
使用燃料 | ハイオク |
燃料消費率(JC08モード燃費) | 14.4km/L |
電動機(モーター)種類 | 交流同期電動機 |
動力用主電池 | リチウムイオン電池 |
モーター最高出力 | 225kW(306PS)/6800rpm |
モーター最大トルク | 350Nm(35.7kg・m)/5000rpm |
>>スカイライン ハイブリッド 実燃費レポート|コース概要[次ページへ続く]
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