マツダ CX-5 2.5リッター ガソリンターボ 実燃費レポート|特別モデル 25T エクスクルーシブモードの実力に迫る!(3/4)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:永田 恵一・モータ編集部
マツダ CX-5 2.5リッター ガソリンターボ 実燃費レポート|高速道路編
■マツダ CX-5 2.5リッター ガソリンターボ 高速道路での実燃費:14.3km/L
CX-5の2.5リッター ガソリンターボ車は高速道路で、14.3km/Lという燃費を記録した。動力性能を考えれば納得できる。
冒頭に書いた通り、東京湾・アクアラインのトンネルの終盤から橋に掛けて故障車による渋滞があったため、滞りがなければ15.0km/L近い燃費が期待できたと思われる。
高速道路編では動力性能と、ACC&レーンキープシステムという運転支援システムの印象を中心にお伝えする。
ターボ車らしいパワー感はないが、動力性能は高い
CX-5 2.5リッター ガソリンターボの動力性能だが、2.5リッターで最高出力230馬力&最大トルク42.8kgmというスペックが表すように、ターボ車らしい強烈なパワー感はなく、5000回転までの領域で排気量が3.5リッター級に増えたような力強さを感じ、暖加速のようなシーンでも運転しやすい印象だった。
ただエンジンを5000回転以上回してもパワーの伸び感はなく、ATということもありDレンジ、マニュアルモードともに5000回転を過ぎたあたりでシフトアップされる。またこういった、特にエンジンの盛り上がりがないのに動力性能は高いというエンジンは速度感が薄く、ふとメーターを見ると非合法的なスピードが出ていることがありがちなのでちょっと注意が必要だ。
なおトップギアの6速での時速100km/h走行時のエンジン回転数は2000回転だった。
長距離であればあるほど実感するマツダの運転支援システムの完成度の高さ
高速道路で運転支援システムを使った印象も他のマツダ車と同様。四段階から選べるACCの車間距離も適切で、先行車を追従する際の加減速もスムースだ。
レーンキープシステムも効きを中レベルにすると「控えめに効く」といった印象で、白線を読み始めるのも素早く、長距離ドライブなどの際には積極的に使いたくなる完成度を備えていた。
マツダ CX-5 2.5リッター ガソリンターボ 実燃費レポート|総合実燃費編
■マツダ CX-5 2.5リッター ガソリンターボ 総合実燃費:11.2km/L
CX-5に加わった2.5リッター ガソリンターボは燃費に不満もなく、大きな問題点もないクルマだ。しかし全体的にCX-5の中でのポジションというかキャラクターがちょっとハッキリしないのが残念である。
というのも、CX-5 2.5リッター ガソリンターボのパワートレインは、パワー重視ではないターボエンジンということもあり、レギュラーガソリン指定という有難い面があるものの、300万円台中盤からという価格を考えれば、ハイオク仕様で250馬力くらいのパワーがあってもよかったように思う。
ラインナップとしてはガソリンターボのポジションは微妙?
また体感的には、2.5リッター ガソリンターボと近い動力性能を持つ2.2リッター ディーゼルターボに対するアドバンテージは感じられず(2.2リッター ディーゼルターボにはMT設定もある)、2.5リッター ガソリンターボはエンジン以外のインテリアやサスペンションなどでスポーツ性があるというわけでもない。さらに価格は2.2リッター ディーゼルターボに対し5000円安いだけなのだ。
こうなると、CX-5を選ぶ際には走行距離が少なくて、価格重視なら2リッターか2.5リッターのガソリンNA、趣味性を求めるなら2.2リッター ディーゼルターボという結論にならざるを得ないのだ。
CX-5の2.5リッター ガソリンターボは現在、スバル フォレスターにターボ車がないため、日本車のミドルSUVでは唯一のスポーツモデルとなる可能性を持ったモデルだけに、なるべく早期にキャラクターを際立たせる改良を行ってほしいところだ。
[筆者:永田 恵一/撮影:永田 恵一・MOTA編集部]
>>マツダ CX-5 2.5リッター ガソリンターボ 実燃費レポート|コース概要[次ページへ続く]
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