マツダ CX-5 2.5リッター ガソリンターボ 実燃費レポート|特別モデル 25T エクスクルーシブモードの実力に迫る!(2/4)

  • 筆者: 永田 恵一
  • カメラマン:永田 恵一・モータ編集部
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マツダ CX-5 2.5リッター ガソリンターボ 実燃費レポート|市街地編

■マツダ CX-5 2.5リッター ガソリンターボ 市街地での実燃費:9.6km/L

CX-5の2.5リッターガソリンターボは市街地で9.6km/Lという、車格や動力性能の向上を考慮すれば及第点と言える燃費を記録した。

市街地編ではドライバビリティ(運転のしやすさ)、アイドリングストップの印象などをお伝えする。

CX-5 2.5リッター ガソリンターボのドライバビリティは、パワー志向ではなく、ターボによる排気量を増やしたような効果を狙ったものということもあり、パワーが出るまでのタイムラグがなく、太い低速トルクを発生してくれる印象だった。

さらにマツダ車に乗るたびに感じられる美点でもある“アクセル操作に対する自然なレスポンス”も加わり、運転は非常にしやすい。

アイドリングストップの印象は良好

アイドリングストップは、他のマツダ車と同様に、停止後ブレーキペダルを踏み足すとアイドリングストップが開始する。止まりそうで止まらない渋滞や一時停止などで、不必要なアイドリンストップが起きにくいという意味で好ましいタイプを使っている。

アイドリングストップからの再始動は素早く、セルモーターの音も小さく抑えられていた。アイドリングストップの頻度と時間はテスト日の夕方のような涼しい気候であれば、ほぼ停止するたびに発生し、再始動することはほとんどなかった。

マツダ CX-5 2.5リッター ガソリンターボ 実燃費レポート|郊外路編

■マツダ CX-5 2.5リッター ガソリンターボ 郊外路での実燃費:10.8km/L

2.5リッター ガソリンターボを搭載するCX-5の郊外路での実燃費は10.8km/Lと市街地での燃費と比べて、伸び悩んだ結果となった。

原因は筆者が、計測コースにあるワインディングロードで、若干アクセルを深く踏んだせいかもしれない。

郊外路編ではハンドリングと乗り心地の印象を中心にお伝えする。

乗り心地は2.2リッター ディーゼルターボの方が好印象

CX-5 2.5リッター ガソリンターボのハンドリングは、前回のアテンザ ワゴンと同様のマツダ流(ロードスターを除く)で、SUVながらロールは抑えられており、ロールの発生もジワリとしたもので好ましく、ライントレース性と呼ばれるハンドル操作に対する応答も正確で、ほとんど乗用車に近い感覚で運転できるという印象だ。

乗り心地は、一般道のペースだと若干の堅さというかリアの落ち着き感が欠けており、ドタバタ感を覚えることもあったが、高速道路のペースになるとリアも落ち着き、大きな不満はなく良好であった。ただ乗り心地は、2.2リッター ディーゼルターボの方が好印象だ。

6速ATのフィーリングもシフトアップはスムースで素早く、シフトダウンも速いタイミングから受け付けるというマツダ流だ。ただシフトアップのタイミングは、ターボの太い低速トルクの恩恵なのか、普通に乗っていると2000回転以下と低い傾向だ。

なおトップギアの6速に入るタイミングはDレンジ、マニュアルモードともに時速70km/hであった。

>>マツダ CX-5 2.5リッター ガソリンターボ 実燃費レポート|高速道路・総合実燃費編[次ページへ続く]

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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