三菱 エクリプスクロス燃費レポート|デザイン重視のクーペスタイルSUVの実燃費やいかに!?(3/6)
- 筆者: 永田 恵一
三菱 エクリプスクロス実燃費レポート|郊外路編
三菱 エクリプスクロス、郊外路での実燃費:12.0km/L
三菱 エクリプスクロス実燃費レポート|郊外路編 | ||
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車種名 | 実燃費 | パワートレイン |
三菱 エクリプスクロス 2018年4月計測 | 12.0km/L | 4WD/1.5Lガソリンターボ |
トヨタ C-HR 2015年5月計測 | 13.1km/L | 4WD/1.2Lガソリンターボ |
スバル XV 2017年6月計測 | 13.5km/L | 4WD/2.0L NA |
エクリプスクロスの郊外路での実燃費は12.0km/Lと、C-HRとXVに対し10%程度劣る結果だった。燃費が2台に及ばなかった原因は市街地と同様に車重の重さだろう。
エクリプスクロスのハンドリングは、1500kgを超える車重を考えれば軽快で、かつコーナーでのロール量は、SUVというジャンルや1685mmという全高、175mmと十分確保されている最低地上高を頭におけばよく抑えられており、ワインディングロードを運転してもなかなか楽しめる。
乗り心地は引き締まった硬めの味付けで、路面のいいところでは申し分ないのだが、路面の凹凸が大きいなど道の悪いところだと、硬さやドタバタ感があることが少し気になる。もちろんそれほど悪い訳でもなく、3月に箱根で行われた試乗会では特に気にならなかったのだが、もう少しサスペンションの動きにしなやかさが感じられると、「SUVクーペ」というスペシャリティなコンセプトに相応しい上質感も伴ってくるのではないかと思う。
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